- 【タイトル】不明
- 【監督】姜大衛(デビッド・チャン)
- 【出演】李連杰(ジェット・リー)、林憶蓮(サンディ・ラム)、萬梓良(アレックス・マン)、姜大衛(デビッド・チャン)?
70年代を中心に狄龍(ティ・ロン)とともにショウ・ブラザーズの看板スターコンビとして活躍した姜大衛(デビッド・チャン)。
映画監督としても既に実績があった姜大衛との合作が、徐克(ツイ・ハーク)との『黄飛鴻’92之龍行天下(ハード・ブラッド)』撮影後に予定されていました。
時期的には1990年2月頃で、当時アメリカに在住していたジェット・リーのもとを、度々姜大衛が訪れては打ち合わせを重ねていたようです。
タイトルは未だ不明のままですが、30~40年代のアメリカが舞台で、共演者として林憶蓮(サンディ・ラム)、萬梓良(アレックス・マン)が予定されていたようで、4月から撮影が開始されるはずでした。
※右の画像はあくまで管理人の妄想によるイメージ画像です。
しかし5月には徐克との再合作が決定し、本企画が実現されることはありませんでした。
現在はカナダ国籍の姜大衛(デビッド・チャン)は、当時からカナダで撮影を行ったりしていたようです。そのこともあって、アメリカ在住のジェットと、という流れになったのかもしれませんが、この作品がどのような話だったのかは不明のままです。ただアクション作品だったのは間違いなさそうです。
タイトルは未定だったものの、かなり話が進んでいたみたいですが、結局は徐克との合作が選択されます。おそらく当時の状況を考えると、ジェットの意思ではなく、ゴールデン・ハーベストの意向だとは思いますが。。。
その徐克との合作とは、あの『黄飛鴻(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明)』だったわけで、この選択は正しかったと言えます。
その後、姜大衛が携わった作品を見ても、この企画が他のキャストで実現した様子はありません。
ただ強引に関連付けるとすれば、2年後に姜大衛とジェットが共演した『男兒當自強(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱)』が、作品としてではありませんが、ジェットとの合作を望んでいた姜大衛が、共演という形ではありますがその願いを実現させた作品といえるかもしれません。
『黄飛鴻之二 男兒當自強(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱)』
今回はかなり強引なこじつけでしたが、土壇場でジェットとの合作が実現しなかった姜大衛の無念を感じつつ観るのも一興かと。。。
- 【タイトル】
邦題:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱
原題:黄飛鴻之二 男兒當自強 - 【監 督】 徐克(ツイ・ハーク)
- 【出 演】
李連杰(ジェット・リー)、關之琳(ロザムンド・クワン)、
甄子丹(ドニー・イェン)、莫少聰(マックス・モク)、姜大衛(デビッド・チャン) - 【公 開】 1992年
再生時間 3:13
再生時間 2:05
再生時間 1:49
再生時間 8:06
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