ジェット・リーが羅維の息子・羅大衛とのマネージメント契約後に、嘉禾電影(ゴールデン・ハーベスト)とも契約し、盟友・徐克(ツイ・ハーク)と初めて組んで撮影された作品。
当初は、ブルース・リーの『猛龍過江(ドラゴンへの道)』のリメイク『新猛龍過江(新・ドラゴンへの道)』として、1989年後半にアメリカで撮影されたが、そのままお蔵入り。
その後、『ワンチャイ』シリーズの3,000万HKドル級の大ヒットにより、『黄飛鴻’92之龍行天下(ハード・ブラッド)』と改題され、現代版・黄飛鴻ということで92年5月にようやく香港で公開されるが、結果は800万HKドルで59位と大コケしてしまう。
個人的には、前2作のような暗さもなく、派手なハイヤーワークや辮髪姿のジェットがあまり好きではない私にとっては好きな作品のひとつ。
『ハード・ブラッド』の動画集
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再生時間 15:00
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再生時間 12:02
『ハード・ブラッド』の作品詳細
基本情報/スタッフ&キャストなど
製作年 | 1989年9月~12月(撮影) |
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公開情報 | 香港:1992-05-28 日本:劇場未公開 韓国:1992-05-07 台湾:1992-03-28 |
時間 | 93分 |
興行成績 | 香港:HK$ 8,096,542 年間ランキング59位 台湾:年間ランキング82位 |
製作会社 | 嘉禾電影有限公司(ゴールデンハーベスト)/華雅電影/電影工作室有限公司 |
製作 | 徐克(ツイ・ハーク) |
監督 | 徐克(ツイ・ハーク) |
脚本 | 林紀陶/劉大木 |
武術指導 | 元華(ユン・ワー) 袁振洋(ブランディ・ユエン) |
出演者 | 李連杰(ジェット・リー) 元華(ユン・ワー) 郭錦恩(クリスタル・コォ) JerryTrimble( ジェリー・トリンブル) 杜偉和(ト・ワイ・ウォ) 李發源 BillyBlanks(ビリー・ブランクス) 張榮祥(チェン・ウインチュン) 陳英明 張清 Steven Ho Anne Ricketts |
PICK UP アーティスト
李連杰
(ジェット・リー)元華
(ユン・ワー)郭錦恩
(クリスタル・コォ)JerryTrimble( ジェリー・トリンブル)
Anne Ricketts
興行成績ランキング
1992年の香港興行収入ランキングです。(外国語映画を含む総合ランキング)
各国タイトルリスト
漢題 | 龍行天下(繁体字) 龙行天下(簡体字) |
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黃飛鴻’92之龍行天下(繁体字) 黄飞鸿’92之龙行天下(簡体字) | |
龍之天下(繁体字) 龙之天下(簡体字) | |
新猛龍過江(繁体字) 新猛龙过江(簡体字) | |
邦題 | ハード・ブラッド |
英題 | The Master |
Wong Fei Hung Wong Fei Hung ’92 | |
独題 | Jet Li: Dragon Fighter II(DVD) |
伯題 | O Mestre |
希題 | O daskalos tou kung fu(DVD) |
あらすじ
武道家の青年ウォンは恩師に会うため、ロサンゼルスへやって来た。
しかし、恩師が何者かに襲われ、重傷だったことを知る・・・。
そして、ウォンは恩師に重 傷を負わせた犯人が弟子のアメリカ人ジョニーだと突き止める。
ジョニーは全米の格闘技業界を牛耳るために邪魔な恩師を襲撃したのだった。
ウォンは恩師に代わって、ジョニーの野望を打ち砕く・・・。
評価一覧・レビュー
大手レビューサイトでどのような評価付けをされているかの一覧です。
サイト名 | 言語 | 評価イメージ | 評価点数 | /最大点数 |
---|---|---|---|---|
amazon.co.jp | 日本語 | 評価7 | 3.7/ | 5 |
Yahoo!映画 | 日本語 | 評価4 | 2/ | 5 |
みんなのシネマレビュー | 日本語 | 評価3 | 2.5/ | 10 |
ぴあ映画生活 | 日本語 | 評価6 | 56/ | 100 |
IMDB | 英語 | 評価5 | 5.3/ | 10 |
allmovie | 英語 | 評価4 | 2/ | 5 |
amazon.com | 英語 | 評価6 | 2.9/ | 5 |
YesAsia.com | 中国語 | 評価7 | 7/ | 10 |
豆瓣电影 | 中国語 | 評価7 | 6.5/ | 10 |
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ジェットリー興行成績一覧
こんにちは。ジェットの作品も徐々に出そうですね。スォーズマンはBDじゃないのは残念ですが、未見で絶対観たかったので買います。
で、最近ハードブラッド観ました。最近昔観たきりの作品を再見して、今の目で再評価しているのですが、これは当時ビデオで観たきりでしたが、その時の印象よりつまらなかったです…。(汗)
全体としてテンポが悪い気がして、良い言い方だとほのぼの感があるんでしょうが、アメリカロケまでしてこれじゃ、ちょっと…という感じです。
惜しかったのはスタントマンが丸わかりとか、(笑)ジェットがタクシーに乗ったら運転手が中国人で、おそらく撮影時は中国系アメリカ人という設定だったんでしょうが、なぜか吹き替えの時に香港から来たという設定になったようで、せっかくの「中国人同士なのに話が通じない」という場面が全然笑えなくなってたり、?を感じるところがありました。
?というと、他の方も言われていたのが「ツイ・ハークはジェットで何をしたかったか?」ということです。当時の全盛期のツイ・ハークとは思えないほどにやる気があまり感じられないというか、後のワンチャイなどの突き抜けた魅力がなかった感じです。僕は今でこそワイヤークンフー好きですが、当時はジャッキーが一番で「やはりリアルファイトだ。」と思っていたので、この映画いい印象あったんですが、今観直すと演出の問題もあるかもしれませんが、ちょっとショボく感じました。もちろん最後の格闘とか、ビル爆破して大スタントもあるし好きなところも多いんですが、もしかしたらこれでツイ・ハークはジェットには現代劇のリアルファイト系より、時代劇のワイヤークンフーでいこうと思いついたのかな?と思ってしまいました。
ユン・ワーの珍しい師匠役とか、クリスタル・コオが可愛かったとか(笑)いいところもありますが、全体としてはイマイチでしたね。
で、本当これジャッキー主唱版ないんですかね。あの曲も嫌いじゃないですが…。あと余談ですが、エンディングでジェットがクリスタル・コオにキスして「親友の証さ。」と言って笑って終わると記憶してたんですが、今回見て全然違って驚きました。記憶って曖昧ですね…。(--;では。
そうですか。私は結構この作品好きなんですよね。。。名作とは言えませんが。。。
なんというか、ゴールデン・ハーベスト臭がするというか。
逆に言うと苦手なものが多いせいなのかもしれません。
コテコテの武侠ものや空飛ぶ系、流血系やむやみに首とか飛ぶのもダメですし、
暗い作品や逆に王晶的なコメディも・・・って苦手なもの多すぎ(汗)
そしてなぜかワンチャイシリーズが、皆が言うほど好きではない私。(辮髪がダメなのかも・・・)
ただオーケーさんの仰るように、この作品にあまり力が入っていないようには感じますね。(徐克が)
撮影が終わってもずっと編集作業そっちのけで、他の作品に関わっていたあたり、
裏側では何が起こっていたのか大変気になるところです。
スタントに関しても、普段私は誰の作品でも「スタントマンは存在しない」という前提というか、
そういう思い込みで観るようにしているので、ある程度のレベルの作品であれば違和感なしに観れます。
しかし、この作品はスロー再生するまでもなく、丸わかりで少し萎えますね。
でも、少林寺系3作は良かったのですが、そのあと「中華英雄」でダークサイドに堕ち、
「龍在天涯」でも主要人物が死ぬし・・・そんな流れのあとの作品なので何かホッとするんです。
いずれにしても、惜しむべきは少林寺からこの作品までの10年間に作品がたったの6本!
個人的な想いとしては駄作でも良いからもっと撮ってよ、と。ケガしすぎです(笑)
あと、記憶に関してですが、私なんかもっと強烈に忘れますよ。
逆に覚えていない方が楽しめるので、なるべく繰り返し観ないようにして、
かなり期間を置いてから観るようにしてます。
実際、DVDとかを買って、観ないうちにBlu-rayが出てしまうなんてこともたまにあります(^_^;)
ジャッキー主唱版は無さそうですね。おそらく劇場公開時のみでソフト化されていないのかもしれませんね。