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80年代作品リスト【ゴールデン・ハーベスト全集】



ついにブルース・リーに代わるアクション・スターの獲得に成功したゴールデン・ハーベストは、ホイ兄弟との2本柱で一気にショウ・ブラザースに攻勢をかける。同時に安定した成績を残すサモハン・キンポー、新たに頭角を現し始めたユン・ピョウとジャッキー・チェンによるBIG3作品や「霊幻道士」シリーズなどを展開、ついに香港映画界の盟主の座についた。しかし新興の映画会社・シネマシティが大躍進、ショウ・ブラザースに代わる強力なライバルとして熾烈な興行バトルを繰り広げた。

*年表記については公開年もしくは製作年と統一できていませんが極力製作年で表記しています。この辺はちょっとアバウトなのでお目当ての作品が見つからない場合は前後の年代でも調べてみて下さい。
*タイトルは( )内が原題です。(中国語の場合は基本的に繁体字表記。一部日本語表記していることもあるかも。。。)
*興行成績(順位)については「公開年」の香港での外国語映画を含む総合順位となります。★マークは20位以内を表しています。
ここでいうゴールデン・ハーベスト関連作品というのは、撮影・出品・発行のいずれかにゴールデン・ハーベスト(嘉禾娛樂、嘉禾電影製作など「嘉禾」を冠する公司)が関わっている作品を表します。

1980

ジャッキー・チェンの獲得にあたり大金を費やしたゴールデン・ハーベストではあったが前年に撮影された『ヤング・マスター 師弟出馬』が香港映画で初めて1,000万香港ドルを突破し歴代記録を打ち立てる。ロー・ウェイとの契約問題は未だ解決には至っていなかったがジャッキーをアメリカへと脱出させ『キャノンボール』『バトルクリーク・ブロー』を製作、香港をはじめとしたアジアのみならず世界制覇に乗り出す。この年の香港映画興行成績ランキングでは1位、2位をジャッキー作品、3位をジョン・ウーとリッキー・ホイによる『ジョン・ウーの億万長者(錢作怪)』が獲得し、はじめて上位3作品をゴールデン・ハーベストが占めることとなった。

1981

アメリカでは大ヒットを記録したジャッキー・チェンの『キャノンボール』が香港市場では苦戦を強いられ、前年から撮影中の『ドラゴン・ロード』は予算・期間ともに大幅に超過し大きな誤算となった。しかしホイ兄弟の『新Mr.Boo!アヒルの警備保障』がTOPを死守、サモハン、ユンピョウ主演作品もそれぞれ好成績を収める。しかしショウ・ブラザースを打倒し新たな帝国を築かんとするゴールデン・ハーベストに80年に設立された新興の映画会社シネマ・シティ(新藝城電影公司)という強敵が出現、GH社同様にこの年のTOP10に4本の作品をランクインさせ新たな戦いの幕が開けた。

1982

莫大なフィルムを使用し長期間の撮影の末ようやく完成したジャッキー・チェンの『ドラゴン・ロード』がまさかの成績に終わり、、またそれまでのように1人のスターや監督を独占することは出来ず、サモハンやジョン・ウー、ホイ兄弟などが他社作品に参加し好成績を上げ始めゴールデン・ハーベストは大苦戦を強いられてしまう。この年の1位はシネマシティの『悪漢探偵』が驚異的な数字で獲得し、続く2位も同社の『難兄難弟』、最終的に4本をTOP10にランクインさせ、僅か1本のGH社に圧勝した。またこの年3位の『少林寺』でジェットリー(李連杰)が華々しく銀幕デビューを飾った。そしてこの年から興行収入の上位ランキングのほとんどを香港(国産)映画が占めるようになり90年代にかけての香港映画黄金期に突入し始めた。

1983

前年にシネマシティに大きく水を空けられたゴールデン・ハーベストは巻き返しを図りジャッキー・チェン、サモハン・キンポー、ユン・ピョウらによる『五福星』『プロジェクトA』『蜀山奇傅 天空の剣』で2位~4位を独占。しかし1位はシネマシティの『悪漢探偵2』に奪われた上にTOP10作品中4本を占められ五分の闘いとなった。

1984

トップアクションスターとなったジャッキーチェン、サモハン・キンポー、ユン・ピョウのBIG3をフル稼働させシネマシティに対抗するが上位はシネマシティとジェット・リー主演2作目の『少林寺2』で占められ、海外ロケの意欲作『スパルタンX』が5位という結果に終わる。さらにマイケル・ホイの3年ぶりの主演作となった『新Mr.Boo! 鉄板焼』も8位という予想外の成績に終わってしまった。なかなか市場を独占できないゴールデン・ハーベストではあったが、この頃にはブルース・リーの死をキッカケに冷え込み、外国映画に押されていた香港映画は完全に息を吹き返し、総興行収入はもとより上位を独占する活況となっていた。

1985

BIG3フル稼働の結果、上位5作品をゴールデン・ハーベスト作品が独占。この年TOPを獲得した『大福星』は香港映画史上はじめて3,000万香港ドルを突破し歴代記録を打ち立てた。この3人の抜群の安定感に加え『霊幻道士』が新たな人気シリーズとしてスタートを切り、この年はシネマシティに圧勝。しかし多忙を極めたジャッキー・チェンがロケ先で頭蓋骨骨折という重傷を負い緊急手術の上入院、その後驚異的な回復力で早期復帰を果たすも大きな不安を残したままこの年を終えた。

1986

ジャッキー・チェン公開作品が無かったこの年、サモハン、ユンピョウが健闘するも首位獲得には至らず、前年のリベンジの如くシネマシティが放った『男たちの挽歌』が超大ヒットを記録。主演のチョウ・ユンファを新たなマネー・メイキング・スターに押し上げただけではなく、「香港ノワール」と言われる新たな潮流を生み出すことに成功する。ゴールデン・ハーベストはこれまでのアクション、コメディといった得意ジャンル以外にも積極的に挑戦し多様な作品を量産し始めた。

1987

この年はジャッキー・チェンが大ケガから復帰し完成させた『サンダーアーム 龍兄虎弟』が首位を獲得、さらにジャッキー主演作『プロジェクトA2 史上最大の標的』も2位と僅差の3位につけた。ゴールデン・ハーベストとしては上位10作品の半数を占めることとなったが、GH社やシネマシティを含め複数の映画会社で出演作を量産したチョウ・ユンファがTOP10中5作品と大活躍を見せる。またこの頃には德寶(D&B、ディクソン・ブーン)や永盛といった新興勢力が着々と力をつけ、その後の戦国時代を予感させていた。

1988

トップを獲得したのはシンマシティ&チョウ・ユンファ組。しかし圧倒的な量産体制を敷いたゴールデン・ハーベストは社全体の興行収入が2億5,000万香港ドルを突破、市場全体に占めるシェアも安定して20%をキープし最大勢力を誇示した。しかし専属でTOPを狙えるスターはジャッキー・チェンのみ、しかもその量産は厳しい状況だった。そして人気スターは複数の会社の作品に出演するのが一般的となり、德寶や永盛に加えてホイ兄弟の許氏影業が単独で出品を行うなど上位を独占するには困難な時代へと突入していゆくのであった。

1989

20年以上に渡りショウ・ブラザース、ゴールデン・ハーベスト、シネマシティの3社が独占してきた香港市場TOPの座をついに永盛が奪取。数年前から頭角を現し始めていたバリー・ウォンが全盛期のチョウ・ユンファと放った『ゴッド・ギャンブラー』が大当たり、巨額の製作費をかけたジャッキー・チェンの『奇蹟 ミラクル』を上回るヒットを記録した。主演作を量産できないジャッキーはプロデュース作品を9位に喰い込ませるが、ジャッキー以外の専属スターを確保したかったゴールデン・ハーベストはアメリカへと移住したジェットリーの獲得を画策。ゴールデン・ハーベストの重役であったラウ・リャンホウ(ロー・ウェイの元妻)とその息子が暗躍しその契約を成功させる。しかし、その後ジェット・リーとゴールデン・ハーベストは契約問題で大きく揉めることとなってしまう。市場全体では前述のバリー・ウォンに加え、アンディ・ラウの人気が急上昇。また、ゴールデン・ハーベストと熾烈な争いを繰り広げていたシネマシティにも、ツイ・ハークが自身のプロダクションである電影工作室での活動を活発化させるなど大きな変化が訪れその後大きく後退することとなった。

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