ブルース･リー伝説／第1章　高校時代のブルース･リー（第1～5話）

このページでは、2008年の中国のTVシリーズ『ブルース･リー伝説／李小龍傳奇』の第1集から第11集（日本版では第1話～第5話）までのあらすじと、動画を紹介しています。

第1話　ケンカの日々

香港の上流階級の子息が通う名門私立高校の生徒、リー・シャオロン／ブルース・リーは、中国人を蔑む外国人の生徒たちに腹を立てていた。中でも、ボクシング部のブレアは高校のダンス・コンテストでの優勝をシャオロンにさらわれたため、その腹いせに嫌がらせと暴力を繰り返していた。ある日、ブレアに徹底的に痛めつけられたシャオロンは、広東オペラの有名役者である父リー・ハイチュアンに、強くなるためカンフーを習いたいと申し出るが、喧嘩に勝つためだと見抜かれて大反対され、母からは大いに悲しまれる。

第2話　武術家への道

シャオロンのカンフーへの熱意に根負けした父は、叔父のカンフーの使い手シャオ・ルーハイと相談して、どうせ武術をやるからにはと、香港で詠春拳の道場を開くイー・ウェンにシャオロンを預ける。入門を許され、人一倍張り切るシャオロンだったが、毎日基礎練習の站椿（タントウ）ばかりの繰り返しで不満をもらす。ある日、兄弟子シンリーとの手合わせを許されたが惨敗に終わり、その悔しさでシャオロンはますますカンフーの修練に明け暮れる。いつしかシャオロンの才能を見抜いたイー・ウェンは真の武術の極意を授ける。

第4集には、日本版には出てこない西洋人女性が出てきますね（忘れているだけかも）。本当はこの子がリーの最初の彼女で、シャオマンは最初ブレアと付き合っていたっぽいですね。（第6集参照）
このあともちょくちょくオリジナル版には登場するのですが、日本版ではこの辺はバッサリ切られていて最初からシャオマンと付き合ってる設定になっています。

こうしてオリジナル版を観ると、葉問（イップマン）の下での修行場面など、日本版では大分カットされてますね。

第3話　ボクシングに挑戦

シャオロンの通う私立高校では、ボクシングの高校選手権での優勝を悲願としていた。昨年のチャンピオン、デヴィッド・カッパーフィールドを破るべくシャオロンは立ち上がり、半ば強引にボクシング部に入部する。学校代表になるにはあの憎きブレアを倒さなければならない。詠春拳の形が身に付いたシャオロンはなかなか上達しなかったが、ボクシングにも精通する兄弟子チョン・リャンに指導を受け、見事ブレアを倒し、学校代表に選ばれる。体調を崩していたブレアだったが、シャオロンの強さを認めコーチ役を買って出る。

ブレアとの空港での別れシーンは日本版でカットしなくても良かった気がする。（記憶に無いだけかも・・・）

第4話　用心棒

ボクシングの高校選手権。シャオロンは勝ち進み、いよいよ昨年の王者デヴィッド・カッパーフィールドとの決勝戦が始まる。試合開始当初は防御に終始したシャオロンだったが、反撃を開始すると間もなくデヴィッドを追いつめ、ついに寸拳を使って勝利する。ボクシングでの活躍が大きく新聞で取り上げられるが、シャオロンは意に介さない。街の顔役ワン・リーチャオは店を護衛するという名目で、商店主から用心棒代を巻上げていた。ワンの手下を叩きのめしたシャオロンに、商店主たちは用心棒になってくれと依頼する。

第5話　決死の渡米

ワンが父のリー・ハイチュアンに脅しをかけたことを聞き、シャオロンは彼の屋敷を訪ねワンを責め立てた。シャオロンの振る舞いに怒りを覚えたワンは手下のア・リャンに彼を襲わせる。ア・リャンはシャオロンを襲撃しオートバイで跳ねた際、ヘルメットを落としてしまった。発覚を恐れたワンは後継者と目していたアミンにア・リャンを始末するよう命じる。ワンが警察をも味方に付けていたため、ア・リャンの死体が発見された今、シャオロンはもはや香港にいられなくなる。ハイチュアンはルーハイに、シャオロンをワンの手から逃れさせるためアメリカに連れて行ってくれと頼む。

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