- 【タイトル】『カンフーダンシング(仮)』
- 【主演】ジェット・リー(李連杰)
2000年頃によくジェット自身がテレビ番組やインタビューで語っていた作品。
日本でも『ロミオ・マスト・ダイ』のプロモーションで来日した際に、知野二郎氏がこの作品について質問したことでも有名(詳しくは知野氏の著書『龍熱大全』を参照)な作品でもあります。
このアクションとダンスを合体させるというアイデアは数年前から持っていたと語ったジェット。
もし実現していたらどのような作品になっていたんでしょうかね~、そしてジェットのダンスは如何に!?
※右の画像はあくまで管理人の妄想によるイメージ画像です。
ジェットが語った本作の内容は、「いつもはケンカが嫌いなのに、音楽がかかると突然スーパーヒーローになっちゃう男の話」とのこと。
小さい頃、かなりの音痴だったと自ら語っているジェット。しかし、やはり歌とダンスは別物なんでしょうね。日本でも某アイドルグループの○○君とか…そもそもリズム感がないとアクションなんて出来ませんもんね(^_^;)
で、そのジェットの貴重なダンスは、おそらく本作について公の場で初めて語ったと思われるアメリカで出演したTV番組中で観られます。
2000/3/17に出演したジェイ・レノが司会のアメリカのトークショー番組「The Tonight Show with Jay Leno」。
動画は既に削除されていたので、音は有りませんがアニメGIFでご紹介。
残念ながら、直接この作品の流れを汲む作品は作られませんでしたが、ジェットと音楽といえば、『ロミオ・マスト・ダイ』から始まり、スティーブン・セガールの『DENGEKI 電撃』、そして再びジェットの『ブラック・ダイヤモンド』と、いわゆるDMX3部作が思い浮かびます。ラッパーDMXとの共演や、本編中で頻繁に流れるヒップホップ。上記のような設定は全くありませんが、ある意味音楽とカンフーの融合という点では『ブラック・ダイヤモンド』がその流れを汲んでいると言えるかも知れません。
『ブラック・ダイヤモンド』
ただ、大分色合いは異なりますが、音楽が主人公(ジェット)に直接大きな影響を与える映画があります。
2005年の『ダニー・ザ・ドッグ』。
この作品では、ジェットが音楽を通じて心を取り戻していく孤独な男、ダニーを演じており、ある意味設定は異なるものの、音楽によって(心が)強くなるという点では、通じるところがあるのではないでしょうか。。。
『ダニー・ザ・ドッグ』
余談(?)になりますが、ジェット以外でいうとカンフーと音楽といえば、『必殺!?ブレイキン・カンフー』(原題:Kung Faux)が思い浮かびます。
ヒップホップの老舗レーベル、Tommy Boyによって製作されたTVシリーズで、約30年前の香港のカンフー作品を独断と偏見で再編集し、豪華ヒップホップ・アーティストが勝手にアフレコした真面目なおバカ作品。
ほかには、妄想画像に使用させてもらったデザインの大元である『精舞門(カンフー・ヒップホップ)』と『精舞門2(カンフー・ヒップホップ2)』。(一応、顔はジェットになってるんですけど、きっと誰も気付いてくれないんだろうなぁ…)
中国初のカンフーミュージカル映画といわれるこの作品は、1作目では陳小春(ジョーダン・チャン)と范冰冰(ファン・ビンビン)が主演に加え、ベテラン陳観泰(チェン・クアンタイ)も共演。2作目ではキャストを一新し、陳柏霖 (チェン・ボーリン)、謝天華(マイケル・ツェ)らが出演しています。
ストリートダンスにカンフーの要素を加えたユニークなミュージカル映画ですが、日本語版が出ていないのが残念(^_^;)
再生時間 3:03
再生時間 1:35
ジェットはかなりこの作品を撮りたかったようですが、はたして現在の想いはどうなんでしょうか?
もしかしたら、まだ実現の可能性はあったりして…
スクリーンでのジェットのダンスも観てみたかった気もしますね~(^▽^)/
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