- 【タイトル】マトリックス リローデッド
- 【製作】ジョエル・シルバー
- 【監督】ウォシャウスキー兄弟
- 【主演】キアヌ・リーヴス、キャリー=アン・モス、チョウ・ユンファ、ジェット・リー、アリーヤ(ミシェル・ヨー)
数あるジェット幻の作品の中でも、実現して欲しかった3本の指に入る作品。
ジェットのハリウッドでの成功に一役買ったプロデューサー、ジョエル・シルバー製作のこの作品ですが、最終的にはギャラの折り合いがつかず、実現しなかったと言われています。(真偽は不明。)
しかもジェットだけではなく、『ロミオ・、マスト・ダイ』で共演したアリーヤ(こちらは不慮の事故で実現せず)や、ミシェル・ヨー、さらには前作でチョウ・ユンファにもオファーが行ってたとか。。。もしすべて実現していたら全く違うものになっていたかも。。。
※右の画像はあくまで管理人の妄想によるイメージ画像です。
かなり納得が行かない出来ですが、時間が足りず(;д;)いつか作り直したい!
キャストについては、シリーズの主役級キャラであるモーフィアス役のオファーが、チョウ・ユンファにあったとか。こちらは実際にはローレンス・フィッシュバーンに。
不慮の事故で亡くなったアリーヤの配役は不明ですが、やはりナイオビ役かなぁ~と。こちらは、ウィル・スミスの奥様である(後で知ってちょっと驚き!)ジェイダ・ピンケット=スミスが演じました。
ジェットへの配役も不明なのですが、噂ではジェットが断った後に、ミシェル・ヨー(楊紫瓊)へオファーが。しかしこちらも断られたため、最終的に倪星(コリン・チョウ)が出演したといわれています。
ということは、やはりセラフ役ということになるんでしょうね。イメージもジェットに合ってますし。(下の写真なんか、すごくジェットっぽくありません?)
それにしても、ジェットからミシェル・ヨーにってのが謎。
ただ、実はセラフ役以外にもタイのキック・ボクシングの使い手役だとか、ゴースト役だとか諸説あるんですけどね。。。
オファーの時期は、2000年、妊娠中の妻ニナ・リーと過ごすために俳優業を休止していた頃と言われています。
そして、その後『キス・オブ・ザ・ドラゴン』の撮影中にオファーを断ったのだとか。
で、問題のギャラですが、製作費の多くはすでにキアヌ・リーブス、ウォシャウスキー兄弟、ジョエル・シルバーらのギャラに消えており、ジェットに対して提示されたギャラは、映画2本と関連ゲーム(『エンター・ザ・マトリックス』)用の映像合わせて300万ドル(3億1500万円)程度だったようです。
単純計算で1本100万ドル(約1億500万円)。
それに対してジェット側が求めたのは、2本1,300万ドル(13億6,500万円)。1本当たりでは650万ドル(約6億8,250万円)と6倍以上の開きが。
この要求額にしても、決して法外な値段ではなく、ハリウッド進出を成功させた当時のジェットの相場はもっと高く、当時撮影中だった『キス・オブ・ザ・ドラゴン』や、その後の『ザ・ワン』では1本当たり950万ドル(10億円)の出演料を受け取ったと言われています。
さすがに、100万ドルは無いよなぁ~。『ブラック・ダイヤモンド』以降、ジョエル・シルバーと組まなくなったのは、その辺りの事情が絡んでいるのかも・・・
でも、個人的に好きなシリーズだけに、ジェットにも出て欲しかったなぁ~。いっそのこと、キアヌがジェットだったら….なんてw
『マトリックス リローデッド』
- 【タイトル】 邦題マトリックス リローデッド:、原題:The Matrix Reloaded
- 【製 作】 ジョエル・シルバー
- 【監 督】 ウォシャウスキー兄弟
- 【出 演】
キアヌ・リーヴス、キャリー=アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン
モニカ・ベルッチ、コリン・チョウ、ジェイダ・ピンケット=スミス - 【公 開】 2003年
再生時間 2:19
再生時間 1:47
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