3月はじめのチウ・マンチェク(趙文卓)の『特殊身分』降板騒動は未だ収束せず。
しまいには、「ドニーの運転手が、チウ・マンチェクの運転手を殺した」という噂まで流れたが、これについてドニー側は当然否定。運転手は不慮の事故で死亡したとのこと。
2012年4月7日には、原案映画『終極解碼』を手がけていた檀冰(タン・ビン)監督が北京で記者会見を開き、ドニー・イェン(甄子丹)を非難した。
【檀冰監督の言い分】
当初ジャッキー・チェンがプロデューサーを務めることが決まっていたが、ドニー・イェンが介入してきて最終的には主演・プロデューサーに就任。
【ドニー側の言い分】
当初はジャッキーのプロデュースということで出演を快諾。しかし、ジャッキーが新作『十二生肖(Chinese Zodiac)』で多忙のため、製作を降板。そもそもドニーにプロデューサー就任の要請をしてきたのは、その檀冰監督自身だと反論。
【檀冰監督の言い分】
ドニー・イェンは脚本も書き換え、監督もクラレンス・フォク(霍耀良)を引っ張ってきて、「作品を丸ごと奪われ、自分は追い出された」と主張。
【ドニー側の言い分】
ジャッキーの降板に伴い、脚本を修正せざるを得ない状況になった。こうした準備段階の変化にうまく対応できない檀冰監督を見て、スポンサー側と相談し、やむなく監督を交代してもらった。ただ、脚本に関与する権利は残して檀冰の立場を守るよう配慮したと反論。
翌8日には、一連の不仲報道を深刻視したマンチェクの事務所社長がドニーとの和解を望む正式なコメントを発表。
しかし、事態は未だ収束せず、「真実しか話していないので、ドニー側が何を言っても怖くない。殴り合いのケンカになってもいい。」というマンチェクに対し、ドニーは「彼を起用した自分が間違っていた。とにかくマンチェクに失望した。」と繰り返しており、最終的に弁護士を通して決着をつけることになったようだ。
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