『新少林寺』でも好演し、『桃姐』では台湾金馬奨・最優秀主演男優賞も受賞したアンディ・ラウ(劉徳華)。
そんな名優でも天下のバリー・ウォン(王晶)にかかれば、ロボ刑事にさせられてしまうのだ。
しかもアクション指導はチン・シウトン(程小東)。
個人的にとっても苦手な2人が関わっているというこの作品。なんと日本で5月19日の劇場公開が決定したとのこと。
『桃姐』効果なのか、単に安かったからなのかわかりませんが、宣伝文句を真に受けて中国で大ヒットしたSF大作だと思って観に行くとイタイ目に遭いそうなニオイがぷんぷん(^_^;)
個人的には、ファン・ビンビン(范冰冰)が出てるというだけで行く価値はありと思っていますが、きっと私の住んでいるところでは公開されないんだろうなぁ。。。
さて、この作品。上のポスターとタイトルを見ただけですべてがわかるような気がしますが、自らもサイボーグ化した警察官アンディが愛すべき人々を守るという近未来SFアクション。
出演はアンディのほかに、さきほど言ったビンビンさん、あと最近よく見かけるルイス・ファン(樊少皇)ほか。
総製作費は21億円らしいのだが、『新少林寺』が20億円らしいので結構な額です。(ホントか?)
ちなみにこの作品、向こうでの公開は2年前。中国で2010年3月、香港・台湾で4月に公開されてます。
実際の撮影は2009年の1月には終えていたそうなので、この作品で観る出演者たちは3年前の姿ということになりますね。
で、この作品。案の定というかなんというか香港では大コケしてまして、出だしは2位と好スタートを切ったものの、最終的に香港での興行成績は500万HKドル(約5,200万円、340万HKドルという説もあり)で84位に終わっています。
ただ中国では思いのほか健闘し、39位で5,790万元(約7億5千万円)を稼いでいます。まぁ製作費を考えれば成功とは言えないレベルではあります。(製作費がホントであれば、ですが)
また、その年の台湾版ラジー賞で、アンディは『最優秀主演男優賞』にノミネートされてしまったとか。。。トホホ
その頃テレビ番組に出演した際には、「これまでに自分の中でのレベルに達しなかった映画は?」と聞かれ、「未来警察」と回答したなんて話も残っています。(でも、アンディが脚本に参加して気合十分だったなんて話も聞きますが、真相は・・・?)
でも、これもスターの宿命ですね。駄作ばかりでは困りますが、たまにの駄作はご愛嬌。アンディが作品選びに失敗したのか、はたまた出演を断れない裏事情があったのか・・・。
まだまだ日本未公開作が大量に眠っている香港&中国映画。
とにかく広い目で見れば、どんな作品であれ、数多く公開されることは大事ですよね。ってことで温かい目で見守りましょう(^_^;)/
あ、あとこんなニュースも(笑)↓本気か!?
ビッチ割引、超能力割引に続け! 映画界に今度は「未来人敬礼割引」が登場 | girlswalker.com | ガールズウォーカー
『未来警察』ポスターギャラリー
公開日がどんどんズレていってるし。。。
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