撮影中にブルース・リーが亡くなったため未完だったフィルムを基に、『燃えよドラゴン』の監督ロバート・クローズが新たに撮り足したシーンと、リーの他のフィルムとを合わせて編集したゴールデンハーベスト製作の異色作。
2000年になって元々の『死亡遊戯』のシーンをフルサイズで見せる映画『BRUCE LEE in G.O.D. 死亡的遊戯』が製作・公開された。
サモハン・キンポーが武術指導兼出演、ユンピョウが端役出演している。
『ブルース・リー 死亡遊戯』の動画集
この作品のサントラ動画は、ブルース・リー 死亡遊戯(1978)サントラをご覧ください。
おすすめ動画
再生時間 3:49
再生時間 5:12
再生時間 3:40
再生時間 3:48
再生時間 2:29
再生時間 5:26
再生時間 2:21
再生時間 8:33
再生時間 0:26
再生時間 4:12
再生時間 3:28
再生時間 4:12
再生時間 3:28
再生時間 4:29
再生時間 5:24
再生時間 5:57
再生時間 4:09
再生時間 10:21
再生時間 1:36
本編動画(日本語吹替)
再生時間 11:11
再生時間 9:01
再生時間 8:55
再生時間 10:13
再生時間 6:53
再生時間 10:14
再生時間 10:01
再生時間 9:15
再生時間 7:15
再生時間 6:52
『ブルース・リー 死亡遊戯』の作品詳細
基本情報/スタッフ&キャストなど
製作年 | 1978年(1972年) |
---|---|
公開情報 | 香港:1978-03-23/日本:1978-04-15 韓国:1978-05-18/アメリカ:1979-06-08 |
時間 | 100分 |
興行成績 | 香港:HK$ 346,030 年間ランキング135位 |
製作会社 | 嘉禾有限公司(ゴールデンハーベスト) |
製作 | 鄒文懷(レイモンド・チョウ) |
監督 | 李小龍(ブルース・リー)/高洛斯(ロバート・クローズ) |
脚本 | 李小龍(ブルース・リー) |
武術指導 | 李小龍(ブルース・リー)/ 洪金寶(サモハン・キンポー) |
出演者 | 李小龍(ブルース・リー)/
洪金寶(サモハン・キンポー)/
卡薩伐(カサノバ・ウォン) 吉楊(ギグ・ヤング)/ 歌蓮簡(コリーン・キャンプ)/ 甸積加(ディーン・ジャガー) 羅拔窩(ロバート・ウォール)/ 元彪(ユン・ピョウ)/ 池漢載 陳龍/ 泰山/ 馮克安(フォン・ハックオン) 伊魯山度(ダニー・イノサント)/ 卡裡恩阿卜杜爾賈巴爾(カリーム・アブドゥル・ジャバー)/ 喬宏(ロイ・チャオ) 唐龍/ 黎劍雄/ 惠天賜 班潤生/ 火星(マース) |
PICK UP アーティスト
李小龍(ブルース・リー)
カリーム・アブドゥル・ジャバー
ダニー・イノサント
コリーン・キャンプ
各国タイトルリスト
漢題 | 死亡遊戲(繁体字) 死亡游戏(簡体字) |
---|---|
邦題 | 死亡遊戯 ブルース・リー 死亡遊戯 |
英題 | The Game of Death Game of death Bruce Lee’s Game of Death |
伯題 | Jogo da Morte |
独題 | Bruce Lee – Mein letzter Kampf |
西題 | Juego con la muerte |
伊題 | L’ultimo combattimento di Chen |
仏題 | Le jeu de la mort |
葡題 | O Último Combate de Bruce Lee |
馬拉題 | Permainan Maut |
希題 | To paihnidi tou thanatou |
あらすじ
人気最高のスター、ビリー(ブルース・リー)は、熱狂的なファンのアイドルであり、また国際的犯罪シンジケートの注目をあびていた。
シンジケートのボスであるランド(ディーン・ジャガー)は、人気タレントを片っぱしから、食いものにしようとしている。そして彼の右腕のスタイナー(ヒュー・オブライエン) は、一見紳士風であるが、執念深い男であり、今日も撮影所でビリーと会い、シンジケートと契約を結ばせようとしていた。
だがそんな事でひるむようなビリーではない。でも恋人のアン(コリーンC・キャンプ)のことを考えると、彼の闘志も鈍る。彼女はヒットチャートのトップに立つ人気歌手なのだ。
ある日、ビリーに対して苛立っていたランドは、スタンナーに彼を襲わせる。それは、最後通告でもあった。ビリーは古くからの友人でUPIの特派員ジム(ギグ・ヤング)に相談するが、彼も頼りにならない。そんなビリーを、ランドの部下でカラテのチャンピオン、カール(ロバート・ウォール)が襲う。
これ以上受身になっているわけにもいかない。ついにビリーは闘う決心をし、アンに身の安全のため一時アメリカへ帰国することを勧める。しかし、彼女としても、愛する人をほっておいて、帰国することは出来ない。
アンはビリーと共に撮影所入りする。しかし、そのクライマックスの撮影日、ビリーはうたれた。空発のはずが実弾で……。それもシンジケートの仕業だ。医者の診断でどうにか一命はとりとめたものの、ビリーはこれを逆手にとり、死んだことにして、ランドと対戦しようとした。
ジムと医者にたのんで、この事を秘密にするビリー。勿論、アンにもないしょだ。影の存在となり、ビリーはランドを襲う。しかしそれが失敗に終わり、ランドはビリーが生きていることを知る。
そして同じ頃、アンもそれを知った。彼女とビリーは再会の約束をとると、その電話を盗聴していたランドは、その約束の場所で、アンを捕えた。
彼女を助けたければ、九竜のドックの倉庫までやってこい!罠と知りつつビリーは、倉庫に乗りこみ、待ち受けていた一味を倒し、シンジケートの本部の位置を白状させた。
レッド・ペッパー・タワー。それは、5階建てのランドの本拠。1階から5階まで、次々に待ち受ける敵を倒し、スタイナーも、ビリーの足蹴りが倒した。
そしていよいよ最上階の部屋にランドを追いつめ、ついに屋根より、ランドをすべり落としたビリー。ネオンの輝くビルの谷間に、悲鳴を残して消えさるランド。ビリーは勝った–。
小ネタ
- 本作は72年秋にクライマックスシーンが撮影され、『燃えよドラゴン』撮影のため一時中断、再開は73年7月の予定だった。その時に、キャスティング予定だったのはリーの愛人として有名な丁珮(ティン・ペイ) と、2代目007役で有名なジョージ・レーゼンビーだったそうで、結局実現しなかったこの契約を利用して、1974年の『アンジェラ・マオ 暗黒街のドラゴン 電撃ストーナー』にキャスティングされた。
- リー本人による撮影フィルムは推定100分程度で、そのうち90分以上が現存。O.K.テイクのみで35〜40分程度になる。
- 随所にブルース・リーの過去の映画のワンシーンからのカットが挿入されている。最後の戦闘シーン以外でのブルース・リーの顔のアップは他の映画から流用したものである。
- ソックリさんの一人で、特にアクション・シーンを演じた韓国出身の俳優タン・ロンは後に『死亡の塔』にも出演している。
- 『開運!なんでも鑑定団』でブルース・リー着用トラックスーツが登場。その鑑定結果は1000万円だった。
評価一覧・レビュー
大手レビューサイトでどのような評価付けをされているかの一覧です。
サイト名 | 言語 | 評価イメージ | 評価点数 | /最大点数 |
---|---|---|---|---|
amazon.co.jp | 日本語 | 評価7 | 3.5/ | 5 |
goo映画 | 日本語 | 評価7 | 68/ | 100 |
Yahoo!映画 | 日本語 | 評価7 | 3.47/ | 5 |
allcinema | 日本語 | 評価7 | 7/ | 10 |
みんなのシネマレビュー | 日本語 | 評価6 | 6.02/ | 10 |
ぴあ映画生活 | 日本語 | 評価6 | 60/ | 100 |
IMDB | 英語 | 評価6 | 5.5/ | 10 |
allmovie | 英語 | 評価7 | 3.5/ | 5 |
amazon.com | 英語 | 評価6 | 2.9/ | 5 |
Filmaffinity | スペイン語 | 評価6 | 6/ | 10 |
YesAsia.com | 中国語 | 評価8 | 7.5/ | 10 |
豆瓣电影 | 中国語 | 評価8 | 7.7/ | 10 |
PICK UP レビュー
良い評価残すべき作品(amazon.co.jp)
当時ブルース・リーが逝去してから、スチール写真では既にその存在が知れ渡っていた「死亡遊戯」という作品。作り上げられた形がどうであれ、黄色と黒のトラックスーツ姿のブルース・リーが闘う姿を・・・続きを読む
良い評価この映画の見方(amazon.co.jp)
この映画でのブルースリーの登場シーンはわずか10分程度。あとは似てないそっくりさんで無理矢理作りあげた珍作です。しかしこれは傑作でしょう。面白い・・・続きを読む
良い評価映画としては不完全ですが・・・(Yahoo!映画)
それでも子供の頃映画雑誌で写真だけ見せられて数年後、実際の映像をスクリーンで観たときは感動して泣きました!あれから30年未だに観続けて・・・続きを読む
悪い評価最低の作品だな。(allcinema)
もし本物のブルース・リーが全編出演していたとしても、ストーリー的には並以下の出来だと思う。映画スターがひとりで組織と・・・続きを読む
悪い評価最後まで観れない(amazon.co.jp)
ワタシは最後まで見ることができませんでした。くだらなすぎて。リーの代役の人が肉付きが良く、動きもスローリーなので・・・続きを読む
悪い評価リアルタイムで(amazon.co.jp)
リアルタイムで観た時から思っていたが、本来は本物のフィルムだけを全て公開して欲しかったが、ソックリさんを使い一本の映画として完成させ、公開しなければ映画として成立しないというのなら、何故・・・続きを読む
『ブルース・リー 死亡遊戯』の画像ギャラリー
『ブルース・リー 死亡遊戯』の商品情報
パンフレット
『ブルース・リー 死亡遊戯』の関連コンテンツ・リンク集
サイト内の関連記事やコンテンツ
- ブルース・リー 死亡遊戯(1978)サントラ
- ドラゴン危機一発/唐山大兄(1971)
- ドラゴン怒りの鉄拳/精武門(1972)
- ドラゴンへの道/猛龍過江(1972)
- 燃えよドラゴン/Enter The Dragon(1973)
0 件のコメント
(この記事のコメントの RSS を購読する)