ドニー・イェン『葉問3/イップ・マン3』情報

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前作『イップ・マン葉問（原題：葉問2）』の公開時期から製作が囁かれていた、ドニー・イェン主演によるシリーズ第3弾。同スタッフにより2013年3月から3D作品として撮影が開始される予定だったが、ここに来て暗雲が…。もしかしたらドニー抜きでの第3弾となる可能性も….果たしてドニー演じるイップマンはもう見ることはできないのか。

これまでの本作に関する情報

2010年4月：続編の可能性を否定: 前作『イップ・マン葉問（原題：葉問2）』の公開直前に、『葉問3』について聞かれたドニー・イェンは「パート2で最高点を極めた感があるので、続きを作って観客をがっかりさせたくない」と話し、続編の可能性を否定。
2011年10月：製作しても2年後以降: ドニー・イェンが米CNNのトーク番組で、シリーズ最新作について「2年後以降に」とコメント。すでに来年末までのスケジュールはいっぱい。この先2年間は未経験の役柄も演じて、今後の俳優生活についての可能性を模索し、パート3の製作はそれ以降に考えたい語った。
2012年1月：スタッフが集まればすぐにでも: トニー・レオン（梁朝偉）主演、ウォン・カーウァイ（王家衛）監督最新作「一代宗師」が撮影中のため、「一代宗師」が上映終了するのを待ってから、パート3を製作するのでは？と言われていたが、ドニー・イェンはパート3は製作スタッフが再集合するめどがつけば、すぐにも撮影開始したいと語った。
2012年4月：3D化で年末に撮影: プロデューサーのエドモンド・ウォン（黄子桓）が、最新作は3D作品となり、年末にもクランクインすると語った。イップ・マンがブルース・リーを弟子に迎え、その修行場面がストーリーの軸になる。劇中のブルースは10代後半の設定。これまで他の作品でブルースを演じた経験のある俳優たちは年齢的に限界があるため、キャスティングについては、ウィルソン・イップ（葉偉信）監督の意向をもとに考えるという。
2012年12月：メインキャストはそのままで来年3月にクランクイン、2014年公開予定: パート3が来年3月にもクランクインすると報じられ、ドニー・イェンもこれを認めた。妻役のリン・ホン（熊黛林）などメーンキャストはそのままで、今回は3D IMAX版になるとのこと。製作側によると、来年内にクランクアップして、公開は再来年の年末になる見込み。さらにパート3では、ファンが待ち焦がれているブルース・リーがとうとう登場。少年時代のブルースが描かれる予定。
2013年2月：脚本完成間近、着々と準備中: 3月のクランクイン予定は変わらず、ウィルソン・イップ（葉偉信）監督の脚本も完成目前で、準備は着々と進行していると、ドニー本人がインタビューで語った。
2013年4月：撮影始まらず、リン・ホン（熊黛林）がシリーズ続投: 撮影は始まらないものの、2014年公開予定は変わらず。イップ・マンの愛妻を演じてきたリン・ホン（熊黛林）が、シリーズ最新作への続投を表明した。
2013年5月：資金難で暗転、延期か監督・主演交代か…: 案の定、企画は延期に。3D化に際しての十分な資金が集まらず、ウィルソン・イップ（葉偉信）監督は延期を希望。これに対してプロデューサーのレイモンド・ウォン（黄百鳴）は息子である脚本担当のエドモンド・ウォン（黄子桓）を監督にし、2D作品としてすぐに製作しようとしたらしく、ドニーは「ウィルソンが監督じゃなきゃ撮らない」とコメント。製作サイドは最悪2人抜きで7月から撮影を強行するつもりらしいが、どうなることやら…