ジャッキーチェン『ベスト・キッド2』情報

これまでの情報
前作
前シリーズ
ﾀｲﾄﾙ検索
ﾘﾝｸ
ｺﾒﾝﾄ

ジャッキー・チェン最大のヒットである2010年『ベスト・キッド』の続編。前作公開時から続編製作の噂はあったものの、なかなか進展せずヤキモキさせられていたが、ここに来てそろそろ動きだしそうな気配も…

これまでも何度か続報をお伝えして来ましたが、ここに来てようやくほんの少し動きが。
下にあるように微博でのジャッキーの呟き、そしてハリウッドでの本格的な活動再開と、タイミング的には今年後半から来年にかけて何らかの動きがあっても良さそうです。ジャッキーの発言から察するに、続編はリメイクではなく全く新たなストーリーになりそう。ということは脚本も出来上がりつつあるのか…

これまでの続編に関する情報

2010年8月：: 『ベスト・キッド』日本公開に向け、ジャッキーチェン、ジェイデン・スミス、プロデューサーのウィル・スミス、ジェイダ・ピンケット・スミスが来日。記者会見の場で、続編について聞かれたウィル・スミスは次のように語った。; 「実際に続編の話はしています。ここまで成功していると、次はオリジナルとどう違うものをつくるかというのが難しいし、怖くもあります。でもオリジナルにリスペクトを払いつつ、新しいものをとりこんでアグレッシブにトライしたい。なので日本も含め世界のどこも舞台になる可能性はあると思います。アーティストとして子供に教えているのは、ただ映画をつくるのではなく、世界が少しでも良くなっていくものをつくるべきだということ。何かそういった価値のある宝物を早く見つけたいです。」; 続編製作が早くも決定し、脚本には、ドリームワークスの大ヒットアニメ「カンフー・パンダ」の脚本家コンビが起用されたと報じられる。イーサン・リーフとサイラス・ボリスの2人組で、「カンフー・パンダ」や「ロビン・フッド」（リドリー・スコット監督）の原案を手がけている。続編の舞台やプロットは明らかにされていないが、引き続きスミスの製作会社オーバーブルック・エンタテインメントがプロデュースするとも。
2012年2月：: タイトルは未定だが、脚本書き直しの為、新たに『X-MEN』シリーズのザック・ペンを雇い入れたと報じられる。
2012年5月：: 2012年カンヌ国際映画祭でのジャッキー・チェンの発言で引退騒動が起きる。その際、将来的に『ベスト・キッド2』は撮るつもりだと話したが、具体的な時期などには触れず遠い将来というニュアンスだった。
2013年5月：: ウィル・スミスとジェイデン・スミス親子がSF大作『アフター・アース』の日本公開に先駆け来日。その際、続編についての言及は無かったが次のように語った。; 「ジェイデンがジャッキー・チェンと共演した『ベスト・キッド』の時、あまりにも楽しそうで、父親としてジェラシーを感じたんだ。だから親子共演できる企画を考えなきゃと思った。; その来日時に、ジャッキー・チェンの長男で俳優のジェイシー・チャン（房祖名）がウィル・スミス、ジェイデン・スミスと一緒に写真を撮り、「大哥（ジャッキーの愛称）、お客さんだよ！」とつぶやいた。そしてジャッキーが「『ベスト・キッド2』で会おう！」（原文：功夫夢2见）と返したことで、続編製作がより具体的になってきてるのでは？と話題になった。; 「『ベスト・キッド2』で会おう！」; しかし、米配給元のコロンビア映画の担当者は続編製作の進展度について、「詳細は不明」とコメントしている。; カンヌ映画祭で、ジャッキーが自身の今後の予定について語り、その中で次のように語った。; 「ジェイデンが私より背が大きくならないうちに」; 「オリジナルの『ベスト・キッド2』とは無関係の、全く新しいストーリーになるだろう』

前作に関する情報

撮影時期: 2009年7月～10月
公開: 2010年6月11日（アメリカ）、2010年8月14日（日本）
監督: ハラルド・ズワルト
製作: ウィル・スミス、ジェイダ・ピンケット＝スミス、他
出演者: ジャッキー・チェン、ジェイデン・スミス、タラジ・P・ヘンソン、ユー・ロングァン
STORY: 父を亡くし、母親と2人で暮らしをしている11歳の少年ドレ（ジェイデン・スミス）。彼は母の転職を機に、アメリカから中国・北京に引っ越してくる。言葉も文化も違う新天地での生活に馴染めないドレは、近所のカンフー少年チョンたちにいじめられる。ドレは彼らから逃げてばかりいたが、ある日、マンションの管理人ハン（ジャッキー・チェン）に助けられる。実はカンフーの達人であるハンは、自分を守るために使うことを条件に、ドレにカンフーを教える。ドレはカンフーの訓練にひたむきに取り組み、同時に、逃げずに立ち向かうことの大切さも学んでいく。やがてドレは、チョンとのカンフー決戦の日を迎える。
製作費: $40,000,000（約37億円）
興行成績: アメリカ：$176,591,618（約161億円）：2010年年間チャート第11位; 日本：$17,432,585（約15億円）; 全世界：$359,126,022（約310億円）

前シリーズに関する情報

【『ベスト・キッド』前シリーズ作品】

概要: 少年が日系人に教えてもらった空手を通して成長していく3作と、同様に少女が教わる1作が製作され、師匠役のノリユキ・パット・モリタが全作品に出演。１～３作目は少年役にラルフ・マッチオ、４作目はヒラリー・スワンクが主演を務めた。日本では1～4とナンバリングされているが、原題は4が「The Next Karate Kid」となっている。
公開: 1984年（1）、1986年（2）、1989年（3）、1994年（4）
監督: ジョン・G・アヴィルドセン（1～3）、クリストファー・ケイン（4）
出演者: ラルフ・マッチオ（1～3）、ノリユキ・パット・モリタ（1～4）、ヒラリー・スワンク（4）
STORY: ひよわな転校生ダニエルが恋した少女は、カラテの高校チャンピオンが狙っている娘でもあった。ある日不良グループにからまれた彼は、ミヤギと名乗る老人に助けられる。ミヤギは、自分を守るために使うのならカラテを教えよう、と言うが……。（1）; ミヤギのもとに父親の危篤を知らせる手紙が届いた。彼は弟子のダニエル（マッチオ）を連れて、故郷の沖縄に戻る。だがそこには、かつて同じ女性を愛したがために宿敵となった男が、復讐のために待ちかまえていた……。（2）; 主人公ダニエルと彼の師であるミヤギは２人で盆栽の店を開こうとしている。しかしそこに１作目で打ち破った“コブラ会”が、彼らをもう一度空手トーナメントに出場させるべく執拗に迫る。あくまで戦いを拒み続ける二人だがやがて罠にはまり……。（3）; 両親を事故で失って以来、反抗的で心を閉ざしている少女ジュリー。戦友の未亡人から孫娘である彼女を預ることになったミヤギは、カラテを通して彼女との心の交流を試みるが……。（4）
興行成績: 【1】アメリカ：9,000万ドル／年間チャート第5位; 【2】アメリカ：1億1,500万ドル／年間チャート第4位; 【3】アメリカ：3,900万ドル／年間チャート第33位; 【4】アメリカ：890万ドル／年間チャート第113位
その他: 1989年には前13話のTVアニメも製作されている。