ジャッキー・チェン監督・主演で、1986年の香港興行成績ランキングで堂々1位を獲得した大ヒット作品(単独主演作としては『ヤングマスター』以来、自身2度目のトップ獲得)。また、撮影中にジャッキー・チェンが頭蓋骨骨折の大怪我を負ったことでも有名。
“アジアの鷹”シリーズとして91年にパート2となる『プロジェクト・イーグル』が製作され、2010年には約20年ぶりとなる第3弾の製作が開始されている。
譚詠麟(アラン・タム)や關之琳(ロザムンド・クワン)ほか、『スパルタンX』でヒロインを演じたローラ・フォルネルと再共演している。
『サンダーアーム 龍兄虎弟』の動画集
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『サンダーアーム 龍兄虎弟』の作品詳細
基本情報/スタッフ&キャストなど
製作年 | 1986年 |
---|---|
公開情報 | 香港:1987-01-21/日本:1986-08-16 |
時間 | 111分 |
興行成績 | 香港:HK$ 35,469,408 年間ランキング1位 日本:約13.6憶円 年間ランキング位 |
製作費 | 推定1,500万$ |
製作会社 | 嘉峰電影/嘉禾電影有限公司(ゴールデンハーベスト) |
製作 | 何冠昌(レナード・ホー) |
監督 | 成龍(ジャッキー・チェン)/曾志偉(エリック・ツァン) |
脚本 | 盧堅(ロー・キン)/JohnSheppard/司徒卓漢/鄧景生(エドワード・タン) |
武術指導 | 成家班/ 袁振洋(ブランディ・ユエン)/ 劉家榮(ラウ・カーウィン) |
出演者 | 成龍(ジャッキー・チェン)/
譚詠麟(アラン・タム)/
羅拉.芳娜(ローラ・フォルネル) 關之琳(ロザムンド・クワン)/ KenBoyle(ケン・ボイル)/ JohnLadalski(ジョン・ラダルスキ) 陳友(アンソニー・チェン)/ 葉智強(ダニー・イップ)/ 劉嘉玲(カリーナ・ラウ) 霍耀良(クラレンス・フォ)/ 鍾鎮濤(ケニー・ビー)/ 彭健新(ベネット・パン) BozidarSmiljanic(ボジダール・スミリャニク)/ WayneArcher/ 易天雄 RobertO’Brien/ BorisGregoric/ MarciaChisholm LindaDenley/ StephanieEvans |
PICK UP アーティスト
成龍(ジャッキー・チェン)
譚詠麟(アラン・タム)
羅拉.芳娜(ローラ・フォルネル)
關之琳(ロザムンド・クワン)
BozidarSmiljanic(ボジダール・スミリャニク)
公開時の新聞広告
香港公開時の新聞広告です。(1987年1月)
興行成績ランキング
1987年の香港興行収入ランキングです。(外国語映画を含む総合ランキング)
各国タイトルリスト
漢題 | 龍兄虎弟(繁体字) 龙兄虎弟(簡体字) |
---|---|
邦題 | サンダーアーム 龍兄虎弟 |
英題 | Armour of God The Armour Of God |
Thunderarm | |
Operation Condor 2: The Armour of the Gods | |
仏題 | Mister Dynamite |
独題 | Der rechte Arm der Götter |
希題 | Jackie Chan – O keravnos tou theou |
西題 | La armadura de Dios |
葡題 | O Guerreiro de Deus |
あらすじ
数千年もの昔、聖地エルサレムを中心とする宗教戦争で、6種の“神の秘宝”–兜、鎧、かたびら、帯、楯、剣が各国に四散した。
その6種の秘宝があれば他の宗教を滅亡できると信じている邪教集団はこれを集めることに狂奔していたが、2種は既に手に入れたものの、残り4種はどこにあるか分からなかった。
そこでひとりの男に白羽の矢が立った。宝捜しのプロフェッショナル“アジアの鷹”ことジャッキー(ジャッキー・チェン)だ。
ジャッキーをかつぎ出すため教祖は彼の友人で香港のスーパースター、アラン(アラン・タム)の妻ローレライ(ロサムンド・クァン)を誘拐する。ローレライはかつてジャッキーが憧れていた女性だった。
“神の秘宝”と妻の命が引き換えられると知ったアランは、ジャッキーの力を借りるために一路ロンドンへと向かう。
その頃、ジャッキーは秘宝のひとつ、宝剣を手に入れ、骨董収集家で、伯爵の娘メイ(ローラ・フォルネル)に売ったばかりだった。
アランから話を聞いたジャッキーは宝剣を買い戻し、伯爵が持っている残りの3種の武器を借り受ける。ただし邪教集団の持つ秘宝を盗んでくる、という条件つきで……。
こうしてジャッキー、アラン、メイのローレライ救出の旅が始まった。
三人は邪教集団の砦に進入し、ローレライの居所をつきとめたが、敵のガードも堅く、最強の黒人女四人組がジャッキーの前に立ちふさがった。
血みどろの死闘の末、彼女たちを打ち倒し、四人は無事砦を脱出した。
小ネタ
- 撮影は1985年8月にジャッキーがユーゴスラビアへ。その後9月2日に『ファースト・ミッション』のプロモーションのため来日、9月4日には日本を立ち、ふたたびユーゴスラビアへ。飛行機を乗り継ぎ丸々2日かけて9月6日に到着したが、その翌日9月7日にユーゴスラビアのザグレブで撮影中に15メートルの高さから落下、頭がい骨骨折の大事故に遭い、撮影を3分の2ほど残し一時中断。翌86年3月に撮影に復帰し、それまでの監督であるエリック・ツァン(一般的には『十福星』撮影でスケジュールが合わないことが理由とされているが真偽は不明)に代わり、自らメガホンを取ることになった。
- 当初はシンシア・ロスロックが出演予定だったが、ジャッキーの事故により、代役としてローラ・フォルネルが出演することになったらしい。
- 事故の後、85年10月17日にヨーロッパの病院で精密検査を受け、無事退院。香港へ戻る。
- 翌年1986年の3月にが撮影が再開され、5月上旬(4月29日とも)には再びスタッフと共にユーゴスラビアへ再入国したが、原発事故の影響で、(1)ミルク・生水は飲まない、(2)雨の場合は即刻撮影中止、(3)果物はよく洗ってから食べる、などの注意書きが渡された。その後6月14日にはヨーロパ各地での撮影を終了し帰国している。
- ジャッキーが運転するコルト・スパイダーは三菱が数年前から未来社として開発した改造費3000万のハイテク車だが、撮影で2台が大破している。また、追手側のパジェロは15台が大破している。
- 前述のコルト・スパイダーから飛び出す通称「サンダー・カー」は特性50ccエンジンを搭載し、足元のペダルで方向を、ハンドルでスピードを調整出来るらしい。1台300万円で3台が製造されたとか。
- ジャッキーが対決するインパクト大のアマゾネス軍団。そのメンバーは以下の4人。
- アリシア・ションテ-Alicia Shonte (全米女子カラテチャンピオン)
- リンダ・デンリー-Linda Denley(太極拳)
- マーシア・チザム-Marcia Chisholm(二重剣)
- ヴィヴィアン・ウィックリフ-Vivian Wycliffe(マーシャル・アーツ)
- クライマックスの気球のシーンは、パリの南西約200キロにあるオクセールの空港で、『007』シリーズなどを手掛けるヨーロッパNO.1のスタントチーム「レミージュリアン・グループ」の協力で行われた。
- 製作当時の新聞記事やロケ地などその他の情報は、ジャッキー映画製作年の謎【特別編-3章】85~89年-復帰とこだわりの作品作りをご覧ください。
評価一覧・レビュー
大手レビューサイトでどのような評価付けをされているかの一覧です。
サイト名 | 言語 | 評価イメージ | 評価点数 | /最大点数 |
---|---|---|---|---|
amazon.co.jp | 日本語 | 評価9 | 4.3/ | 5 |
Yahoo!映画 | 日本語 | 評価7 | 3.4/ | 5 |
allcinema | 日本語 | 評価10 | 10/ | 10 |
みんなのシネマレビュー | 日本語 | 評価7 | 6.93/ | 10 |
ぴあ映画生活 | 日本語 | 評価6 | 62/ | 100 |
IMDB | 英語 | 評価7 | 6.7/ | 10 |
allmovie | 英語 | 評価8 | 4/ | 5 |
amazon.com | 英語 | 評価8 | 3.8/ | 5 |
Filmaffinity | スペイン語 | 評価6 | 6.2/ | 10 |
Daum | 韓国語 | 評価9 | 8.7/ | 10 |
豆瓣电影 | 中国語 | 評価7 | 6.9/ | 10 |
PICK UP レビュー
良い評価何度も見返しています(amazon.co.jp)
5mの高さから転落し、死にかけた…という話題の作品です。そのシーンは序盤に出てきますが、その序盤の城から逃げるシーン、最初見たときは人間技じゃねぇ!と感じ・・・続きを読む
良い評価成龍 続集 ⑬ アジアの鷹(Yahoo!映画)
ジャッキーが死に掛けた曰くつきの作品。「サンダーアーム龍兄虎弟」・・ジャッキー頭蓋骨骨折! この時はホントに・・・続きを読む
悪い評価アクションシーン以外は、素人映画(Yahoo!映画)
監督もジャッキー・チェンであるが、全くの素人監督であるのでストーリーも稚拙だし、演出も緩いし・・・続きを読む
こんばんは。この作品はかなり好きでBlu-rayでも繰り返し鑑賞してます。笑
ところでエリックツァンがこの作品を降板した理由って何でしょうね?
kungfutubeさんのサイトには十福星のスケジュールの都合と書かれていますが、
この作品のオープニングのテンポの良さで、もしエリックがそのままメガホンを取っていたら、
さらに傑作になったんじゃないかなー。っていつも思います。笑
十福星がかなり残念な出来だっただけに、今でもifもしもを感じます。笑
アランタム主演でジャッキー負傷後も、撮影を続けていたらしいですし、
短髪ジャッキーの未公開シーンのスチールもよく見られますし、
いつか全貌が明らかにされるといいなー、と言うのが
本音です。笑
こんにちは。
確かにエリック監督版も観てみたかった気がしますねぇ~。
幻のアランタム主演バージョンも観たい!
どこかに眠ってるんだろうなぁ。。。
こんばんは! ゴールデンハーベスト大全集の製作お疲れ様でした!
大変楽しく拝見しました! やっぱりゴールデンハーベスト全盛期といえば、
この作品が作られた頃かもしれませんね。
ジャッキーが生死を彷徨った事ばかりが先行しますが、
僕はこの第一作目が一番好きです。
アランタムとのコンビが最高なんですよね。
また、途中のアランとのデュエット曲frind of mineの掛かるシーンがとにかく好きで、
なんか古き良き80年代を思い出します。
もちろんラストの洞窟での乱闘もド迫力ですよね。
多分ジャッキーが女性とガチでバトルしたのは、アマゾネス軍団だけじゃないですかね…(記憶違いならすいません、、)
この前bluerayにて、ようやく英語版が再見出来ましたが、
噂のアランタム主演幻のバージョンを含めた、アルティメットバージョンの
発売をジャッキーマニアとしては、ついつい期待しちゃいます。笑
ありがとうございます!
2作目でもこのコンビでやって欲しかったですね!
女性とのガチバトル…う~ん、他にはないかもしれませんね~。
私のベストも80年代後半のゴールデン・ハーベスト作品です。