2010年12月に立て続けに発売されたジャッキーチェンのDVDやBlu-ray作品の購入レビューです。
今回は、12月17日発売の『キャノンボール』、『サイクロンZ』、『プロテクター』の3本のデジタルリマスターDVDと以前ユニバーサルより発売されたデジタルリマスターDVDを数本紹介しています。
購入前の記事は、『12月発売のジャッキーDVD&ブルーレイは”買い”か!?』をご覧ください。(記事が長いので本記事と分けました。)
また、2010年12月2日発売の『ダブル・ミッション』DVDと『ゴージャス』のBlu-ray、12月17日発売の『ポリスストーリーBlu-ray BOX』のレビューは、『12月発売ジャッキーDVD&BD購入レビュー(1)』をご覧ください。
※本記事は作品自体の内容に関するレビューではありません。製品自体の画質や収録コンテンツなどが中心となっています。
このページの目次
2010/12/17発売パラマウント版『プロテクター』DVD買いました(12/22追記)
今回一番楽しみにしていたのが、グリッケンハウス版が収録されているこの作品。(画像右)比較対象は2001年発売のスパイク版DVDです。(画像左)
ジャッキー版とグリッケンハウス版の相違点
【ジャッキー版(スパイク版)特有シーン】
そして、ラスト近くのファイトシーン。ほんとコレだけでもジャッキー版(スパイク版)を買う価値ありですね。
このほかにも細々した変更点などありますが、大きいところでは以上の4点がジャッキー版(スパイク盤)特有のシーンになります。
【グリッケンハウス版(パラマウント版)特有シーン】
ジャッキーとダニー・アイエロがマッサージを受けるシーンで全裸の女性が登場。その後どこに行ったかと思えば、ダニーのベッドの下にいたんですね~。
こちらはグリッケンハウス版での李賽鳳(ムーン・リー)のお父さんが殺されるシーン。DVD裏表紙の写真はこのシーンだったんですね。ちょっと惨いです。内容的にはジャッキー版にくらべコンパクトです。
ムーン・リーのお父さんが殺された後に占い師のもとを2人で訪れるシーン。
そして、噂の全裸工場・・・(笑)。
ラスト近くのファイトシーンもかなりコンパクトで物足りない感じに仕上がっています。
あらためて両方のバージョンを見て思ったのは、やはりジャッキー版の方がベストだということ。なんといっても、サリー出演とアクションシーンが決め手なんですが、唯一ムーン・リーのお父さんが殺される倉庫のシーンはもう少しコンパクトでも良かった気が。
欲を言えば、今回のDVDには両バージョンを収録して欲しかったな~、残念。
音声と特典
音声は、スパイク盤が広東語、今回のパラマウント盤が英語で、ジャッキーの声は本人のものを収録。今回も、日本語吹替えがないのが残念ではありますが、ジャッキー本人による英語バージョンの方が個人的には大分良かったです。
特典は、今回、フォトギャラリーと日本版劇場予告が収録されていますが、個人的にはいまひとつ物足りませんでした。
画像は左がスパイク盤、右がパラマウント盤です。
映像の比較
映像はかなり綺麗になっていると感じました。下の画像(上段がスパイク盤、下段がパラマウント盤)を見るとパラマウント盤の方が暗めに見えますが、実際見た感じでは特に気になりません。
総合的には、(1)音声、(2)映像、(3)収録されているバージョンが違う、とどれも満足のいく商品でした。これに映像特典や日本語吹替、両バージョン収録だったら最強だったんですがね~。(贅沢?)スパイク盤もジャッキー版収録と言うことで依然として価値が高い商品です。
2010/12/17発売パラマウント版『キャノンボール』DVD買いました(12/22追記)
次は、デジタルリマスター、そして日本語吹替え収録の『キャノンボール』です。(画像右)比較対象は2000年発売のビーム・エンタテインメント発売のDVDです。(画像左)
音声や特典など
なんといっても一番のウリは日本語吹替え収録。ただ、これもテレビ放映時のものを収録しているので、テレビ盤でカットされている部分は字幕に切り替わります。ただ、新録じゃないのでMr.Boo!ことマイケル・ホイの声は広川太一郎氏のものになっており、思い入れのある方にとっては貴重な吹替え版となるんでしょうね。
特典は、フォトギャラリーや予告篇のみでこちらは個人的にはまたまた物足りない。
映像の比較
劇的に映像が綺麗になっている訳ではありませんが、暗い場面でのシーンなどでは大分明るくなっていて見やすくなっています。
ただ良く見ると、上下の部分がカットされ、無理やりにビスタサイズに変更してるような気が・・・。画質面も含め若干期待はずれな印象を受けましたが、日本語収録を考えれば買いで損はないと思います。
さすがに以前は高値で取引されていた旧盤は値崩れしているみたいですね。
2010/12/17発売パラマウント版『サイクロンZ』DVD買いました(12/22追記)
次は、デジタルリマスター版『サイクロンZ』です。(画像右)比較対象は2001年発売のスパイク盤DVDです。(画像左)このほかに1993年発売のパイオニア盤もありますが特に内容的には特筆すべき点はないため省略します。
映像の比較
かなり映像は綺麗になっています。このぐらいの違いがあると買って良かったな~とホント思いますね。
音声や特典など
音声は今回は広東語のみで、スパイク盤には広東語・北京語収録です。日本語吹替えは今回も残念ながら未収録。
しかし特典映像が良いです。海外盤にも収録されていて初見では無かったんですが、未公開シーンが12分26秒、削除シーンが3分28秒とユン・ワーのインタビューが4分52秒収録されています。
総合的に見て『サイクロンZ』も”買い”で良かったと思います。欲を言えばやはり日本語吹替は収録して欲しかったけど・・・。
その他のデジタルリマスター作品
せっかくなので、ここでは、既にユニバーサル盤を持っていたため今回は購入を見送った作品のうちいくつかを紹介したいと思います。
もう見慣れてしまいましたが、最初にデジタルリマスター化された映像を見た時はホント驚いたものです。
『蛇鶴八拳』
今回の比較対象は、2006年ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンより発売(おそらく今回のパラマウント盤と同じと思われる)されたデジタルリマスターDVD(画像右)と、2000年にブロードウェイから発売された日本語吹替収録(但し、ジャッキーの吹替は石丸博也氏ではない)のDVD(画像左)。
下の比較画像は上段がブロードウェイ盤、下段がユニバーサル盤です。(ともにパソコンで最大画面再生した状態です。)
『カンニング・モンキー天中拳』
今回の比較対象もさきほどと同じく、2006年ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンより発売(おそらく今回のパラマウント盤と同じと思われる)されたデジタルリマスターDVD(画像右)と、2000年にブロードウェイから発売された日本語吹替収録(但し、ジャッキーの吹替は石丸博也氏ではない)のDVD(画像左)。
下の比較画像は上段がブロードウェイ盤、下段がユニバーサル盤です。(ともにパソコンで最大画面再生した状態です。)
『龍拳』
今回も、2006年ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンより発売(おそらく今回のパラマウント盤と同じと思われる)されたデジタルリマスターDVD(画像右)と、2000年にブロードウェイから発売された日本語吹替収録(但し、ジャッキーの吹替は石丸博也氏ではない)のDVD(画像左)を比較しています。
下の比較画像は上段がブロードウェイ盤、下段がユニバーサル盤です。(ともにパソコンで最大画面再生した状態です。)
『拳精』
最後は、2004年ジェネオン エンタテインメントより発売されたニューマスター盤のDVD(画像右)と、2000年にブロードウェイから発売された日本語吹替収録(但し、ジャッキーの吹替は石丸博也氏ではない)のDVD(画像左)を比較しています。2011年にパラマウントより発売予定のDVDはどのようなものになるのかまだわかりません。
下の比較画像は上段がブロードウェイ盤、下段がジェネオン盤です。(ともにパソコンで最大画面再生した状態です。)
プロテクター見ています。
DVDは初めて買いますが、
画質は綺麗で色も良く出ていて見やすく良いです。
音もdtsで迫力あります。
こちらはUSA版なので日本公開版とは違いますが
私はUSA版が欲しかったので良かったです。ワーナーから出る前に見れて良かったです。
サイクロンZを見てます。
画質は綺麗だし音も良いし
素晴らしいですね。完璧の1品ですね。
永久保存版ですね。
キャノンボール見てます。
TUTAYAさんで買いました。
初DVDでしたが良かったです。
画質も悪くないし音もdtsと吹き替えとあって最高です。
これは売れてる理由分かりますね。安いし文句なしの出来ですよ。