ジャッキー・チェンの醒拳／龍騰虎躍（1978）

ジャッキーをゴールデンハーベストに引き抜かれた羅維がそれから数年後の1983年に公開した作品。

内容は『笑拳』の元となった作品と言われる『鬼手十八翻』でのジャッキー出演場面、『笑拳』での未使用シーンなどに後からジャッキーのダブルを使って撮影したシーンを加えて発表された問題作。

ジャッキーが『ヤングマスター』を撮影している頃に予定されていた幻の作品『醒拳』と邦題の紛らわしさから混同されることが多いが全くの別作品である。

※この作品は83年香港公開作品のため、本来は1983年作品として扱われるべきと思うが、本サイトはジャッキーの出演場面が撮影された時期に合わせているため1978年作品という扱いをしています。

動画
作品詳細

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『ジャッキー・チェンの醒拳』のスクリーンショット

『ジャッキー・チェンの醒拳』の動画集

動画について

この作品のサントラ動画は、ジャッキー・チェンの醒拳（1986）サントラ　をご覧ください。

本編動画（日本語字幕）

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『ジャッキー・チェンの醒拳』の作品詳細

基本情報／スタッフ＆キャストなど

基本情報について

製作年	1983年（ジャッキー出演場面は1978年）
公開情報	香港：1983-03-04／日本：1986-03-08
時間	87分
興行成績	香港：HK$ 1,993,793　年間ランキング93位日本：８億円
製作会社	羅維影業公司（ロ－・ウェイ・カンパニー）
製作	羅維（ロー・ウェイ）
監督	陳全（チェン・チュアン）
武術指導	徐少雄
出演者	成龍（ジャッキー・チェン）／惠天賜（ウァイ・ティンチ）／任世官（ヤム・サイクン）權永文／田俊（ジェームス・ティエン）／陳慧樓（チェン・ウェイロー）韓國材（ハン・クォツァイ）／石天（ディーン・セキ）／馬場彭剛／王圻生／林銀珠（リン・インジュ）米奇／金萬希／黃志偉葉照旭／裴德雲／扈漢章鄭家生／何志偉

PICK UP アーティスト

成龍（ジャッキー・チェン）
惠天賜（ウァイ・ティンチ）
任世官（ヤム・サイクン）
權永文
田俊（ジェームス・ティエン）
陳慧樓（チェン・ウェイロー）
韓國材（ハン・クォツァイ）
石天（ディーン・セキ）
馬場
彭剛
林銀珠（リン・インジュ）

公開時の新聞広告

香港公開時の新聞広告です。（1983年3月）

『ジャッキー・チェンの醒拳』の新聞広告

興行成績ランキング

1983年の香港興行収入ランキングです。（外国語映画を含む総合ランキング）

『ジャッキー・チェンの醒拳』の興行収入ランキング

各国タイトルリスト

各国タイトルリストについて

漢題	龍騰虎躍（繁体字）龙腾虎跃（簡体字）
邦題	ジャッキー・チェンの醒拳醒拳
邦題	新クレージーモンキー／大笑拳
英題	Fearless Hyena II Fearless Hyena Part II
西題	Hiena Salvaje 2
仏題	Le Cri de la hyène
独題	Superfighter 2
独題	Shadowman 2

あらすじ

それぞれ子供を連れたチン兄弟が、秘術鬼影の術を操る天鬼拳の極悪兄弟一派に追われていた。

チン兄弟は、天鬼拳とは宿敵であり醒拳の達人だったが、子連れときては逃げるしかない。二手に分かれてやっとのことで逃げのびた。

それから10数年後、チン兄弟の兄、ペイはひょうきん一家に身を寄せ、分かれたままの弟たちを探していた。

青年に成長したヤスは、しかし、武術には一向に興味を示さず、ペイをがっかりさせていた。

一方のペイの弟のナンも息子ロン(ジャッキー・チェン)と無事に逃げのびていたが、渡り鳥の生活が続いていた。

そんな折り、ヤスのイカサマ居合い抜きをきっかけに、チン兄弟が再会した。しかし、天鬼拳兄弟に見つかるのも早く、彼らはひょうきん一家に殴り込みをかけナンの息の根をとめた。

ロンに問いつめられて、醒拳の使い手として天鬼拳兄弟を討たねばならないことを、ペイは告げた。

ロンは、ヤスに武術鍛練ができるようにしむけた。

ヤスの子分のケロが、ひょんなことで天鬼拳兄弟に殺され、次いでペイも……。

ロンとヤスは、生命をかけて、天鬼拳兄弟に挑み、みごとに勝つのだった。

『ジャッキー・チェンの醒拳』のスクリーンショット

小ネタ

日本での公開は1986年3月8日から、『北斗の拳』との併映で行われた。
製作当時の新聞記事やロケ地などその他の情報は、ジャッキー映画製作年の謎【後編-7章】『鬼手十八翻』から『笑拳』へをご覧ください。
日本劇場公開版のオリジナルサウンドトラックがポニーキャニオンより発売されており、佐久間正英がそれを担当、主題歌は松岡一美（時代錯誤）の「一番星のブギ」。現在は絶版となっており入手困難。

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評価一覧・レビュー

評価一覧・レビューについて

大手レビューサイトでどのような評価付けをされているかの一覧です。

サイト名	言語	評価イメージ	評価点数	／最大点数
amazon.co.jp	日本語	評価8	4／	5
Yahoo!映画	日本語	評価5	2.5／	5
みんなのシネマレビュー	日本語	評価4	3.67／	10
IMDB	英語	評価4	4.4／	10
amazon.com	英語	評価4	1.9／	5
Filmaffinity	スペイン語	評価5	5.4／	10
YesAsia.com	中国語	評価9	8.5／	10
豆瓣电影	中国語	評価6	6.1／	10

『ジャッキー・チェンの醒拳』の評価グラフ

PICK UP レビュー

良い評価酷さに五星☆（amazon.co.jp）

犬猿の仲だったロー・ウェイ監督の悪あがき超怠作!《デカい鼻》《小さい目》などセリフが悪口になってるとこに、陰険さを感じる迷作!ジャッキーが企画の段階で蹴ったので、撮影は一切・・・続きを読む

良い評価♪一番星ぃ～のブギぃ～♪（Yahoo!映画）

たしかにひとつの「映画」としてみると、こんなんでお金とって（ジャッキーではなくて配給会社などね）いいの？観客馬鹿にしてる？といわんばかりのお粗末な出来である。しか～し！！これを・・・続きを読む

悪い評価ネタでしかない（amazon.co.jp）

普通にジャッキーものだと思って見ると痛い目を見ます　既に多数の人が書いておられるように途中でジャッキーは出なくなり・・・続きを読む

悪い評価ｼﾞｬｯｷｰ問題作品（Yahoo!映画）

ﾛｰ･ｳｪｲ監督に愛想尽かしｼﾞｬｯｷｰが途中降板して途中からはｿｯｸﾘさんが出演している問題・・・続きを読む

『ジャッキー・チェンの醒拳』の画像ギャラリー

ポスター・DVDジャケット画像集

各国のポスターやチラシ・パンフレット・DVDジャケットなどの画像集です。

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その他の画像・資料

その他の画像や資料などです。

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『ジャッキー・チェンの醒拳』の商品情報

商品情報について

パンフレット

発行元	東映株式会社映像事業部
当時の価格	300円
ページ数	18ページ
おもな内容	解説（P3) キャストとスタッフ（P4) ストーリー（P5-6）醒拳の面白シーンをもう一度！（P7-8) 主題歌「一番星のブギ」歌詞（P9）ジャッキーは、こんな男（ひと）！-魅力を語る-（P11-12）石丸博也、西脇美智子がそれぞれジャッキーについて語るファン度診断テスト（P13-14）レコード・ジャケット大図鑑（P15-16) チラシ大全集、フィルモグラフィー（P17)
備考	さすがに作品について多くは語られず、独自の企画を掲載しているがどれも中途半端、強いてあげるなら「レコード・ジャケット大図鑑」ぐらいで、「チラシ大全集」は全然大全集じゃない。