2011年に予定されていた『終極解碼』が、紆余曲折の末、本作品に。クラレンス・フォク(霍耀良)監督、ドニー・イェン主演。趙文卓(チウ・マンチェク)の降板騒動が泥沼化、さらには降板させられた檀冰(タン・ビン)が訴訟を起こし、未だ解決には至っていない模様。しかしようやく公開が決定☆ 2013年10月18日中国公開!!
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『特殊身份』の作品情報
基本データ
製作年 | 2011年11月(撮影は2012年1月)~2012年5月 |
---|---|
製作国 | 中国 |
公開情報 | 2013年10月18日(中国・香港・台湾・マレーシア・シンガポール・オーストラリア) |
時間 | 99分 |
ジャンル | アクション/犯罪 |
出品 | Easternlight Films(東方之光電影公司) |
プロデューサー | 甄子丹(ドニー・イェン) |
監督 | 霍耀良(クラレンス・フォク) |
脚本 | 司徒錦源(セット・カムイェン) |
武術指導 | 甄子丹(ドニー・イェン) |
カーアクション | 羅禮賢(ブルース・ロウ) |
スタントコーディネーター | 谷垣健治 |
撮影 | 鮑德熹(ピーター・パウ) |
出演 | 甄子丹(ドニー・イェン) 安志杰(アンディ・オン) 景甜(ジン・チェン) 張涵予(チャン・ハンユー) 楊坤(ヤン・クン) 亓達吉 鄒兆龍(コリン・チョウ)【ゲスト出演】 鮑起靜(バオ・キージン) 吳志雄(ン・チーホン) 盧惠光(ケニー・ロー) |
PICK UP キャスト
甄子丹
(ドニー・イェン)安志杰
(アンディ・オン)景甜
(ジン・チェン)張涵予
(チャン・ハンユー)楊坤
(ヤン・クン)亓達吉
鄒兆龍
(コリン・チョウ)鮑起靜
(バオ・キージン)吳志雄
(ン・チーホン)盧惠光
(ケニー・ロー)
『特殊身份』のタイトル情報と検索
種類 | タイトル | 商品 | 百科 | 通常検索 | 動画 | 画像 |
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漢題 | 特殊身份 | |||||
英題 | Special ID | |||||
英題 | Special Identity | |||||
漢題 – 繁体 | 終極解碼(旧題) | |||||
漢題 – 簡体 | 终极解码(旧題) | |||||
漢題 – 繁体 | 破綻(旧題) | |||||
漢題 – 簡体 | 破绽(旧題) | |||||
英題 | Ultimate Codebreak(旧題) |
『終極解碼』
2011年11月頃に製作が予定されていた、『特殊身份』の前身といえる作品。
ドニーは主人公である警察の暗号解読エキスパートを演じ、
ジャッキーはプロデューサー兼カメオ出演で3度目の共演作となる予定だった。
脚本は後に騒動を巻き起こす檀冰(タン・ビン)。谷垣氏曰く、ひどい脚本だったらしい。
予定されていたスタッフ・キャストは以下の通り。(左側が『終極解碼』、右側は『特殊身份』)
- タイトル
- 『終極解碼』 『Ultimate Codebreak』
- 製作
- 成龍(ジャッキー・チェン) ⇒ 甄子丹(ドニー・イェン)に
- 監督
- 檀冰(タン・ビン) ⇒ 霍耀良(クラレンス・フォク)に
- 脚本
- 檀冰(タン・ビン) ⇒ 不明
- アクション指導
- 甄子丹(ドニー・イェン) ⇒ 継続
- 撮影
- 鮑德熹(ピーター・パウ) ⇒ 継続
- 出演
- 甄子丹(ドニー・イェン) ⇒ 継続
- 成龍(ジャッキー・チェン) ⇒ 降板
- 趙文卓(チウ・マンチェク) ⇒ 安志杰(アンディ・オン)に
- 韓庚(ハン・ギョン) ⇒ 降板
- 景甜(ジン・チェン) ⇒ 継続
- 鄒兆龍(コリン・チョウ) ⇒ 継続 ※ゲスト出演
- 陳慧琳(ケリー・チャン) ⇒ 不明
- その他のキャストは以下の画像をご覧ください。林心如(ルビー・リン)や黄聖依(ホアン・シェンイー)など、もし実現していたらかなりの豪華キャスト。
『終極解碼』投資用資料
『特殊身份』の小ネタ
一連の騒動まとめ
- 2011年11月:
- ドニー・イェンが新作『終極解碼/Ultimate Codebreak』でジャッキーチェンと3度目の共演をすると報じられる。ドニーは主人公である警察の暗号解読エキスパートを演じ、ジャッキーはプロデューサーとしてのクレジットで、カメオ的な短い出演になるとの事。
- 製作開始。
- 2011年12月:
- ジャッキー・チェンが自身の作品『ライジング・ドラゴン(十二生肖)』の撮影で手が空かず、プロデューサーを降板。
- 監督が檀冰(タン・ビン)から霍耀良(クラレンス・フォク)に変更。
- 12月末クランクイン予定が1月末に変更。タイトルも『破綻』に変更される。
- 2012年1月:
- タイトルを『特殊身份』に変更し、再度仕切り直し。
- 中国・北京で製作発表会見が開かれ、ドニー・イェン、趙文卓(チウ・マンチェク)、張涵予(チャン・ハンユー)が出席。撮影にかける意気込みを語った。また、ドニーがプロデューサーもつとめることも発表。マンチェクは笑顔で次のように語った。
- 「ドニーさんと共演できるチャンスを何度も逃してきたので、今回やっと実現できてうれしい! 興奮していますし、期待できる作品になると思います」
- 撮影開始。
- 2012年2月:
- チウ・マンチェクが突然降板。
- 香港メディアは、マンチェクが脚本に手を加えるよう指示し、映画キャンペーンに非協力的でスタッフを困らせていた、と報道。さらに撮影中に滞在するホテルも高級な部屋を要求し、家族を連れて滞在。一行8人の宿泊費はスタッフ300人の滞在費より多かった、と報道。
- マンチェク側は公式ブログでそうした報道を否定。制作側が示した降板理由は相手から出た一方的なものだと指摘した。
- マンチェクは記者会見を開き、報道内容はすべて誤りだと指摘し、逆にドニーの“大物ぶり”を批判。彼が脚本をひっきりなしに変更したり、現場で人に罵声を浴びせたりしていたなどと語った。
- ネット上で、ドニー派とマンチェク派の抗争勃発し大炎上。
- アンドリュー・ラウ監督、レオン・ライなどがドニーへの擁護発言をし、ツイッター炎上。
- マンチェクの降板騒動に際して、台湾のトップ女優スー・チー(舒淇)が、友人であるドニーを支持。そのことがきっかけで、反感を持ったマンチェクのファンからネット上で批判を浴び、新人時代に撮ったヌード写真を張り付けられるなどの事態に。スー・チーは3000件近くの書き込みを残していた自身の微博(マイクロブログ)をすべて削除する行動をとり、大きな波紋を呼んだ。
- 撮影が中断。
- この作品に関わったドライバー同士が、全く撮影とは無関係の酒の席で喧嘩、一人が刺殺される事件が発生、新聞を賑わす。
- 2012年3月:
- クラレンス・フォク監督(霍耀良)が、記者会見を開き、マンチェクの降板理由について、「滞在ホテルなどに関する厚待遇要求に応じられなかったから」と説明。さらに、ヴィンセントを引き留めようとドニーが全力で説得したことを明かし、マンチェクが会見で口にしたドニー批判の不可解さを赤裸々に語った。 この降板で脚本に大きな変更が生じ、100万香港ドル(約1100万円)を超える損害が発生したことも明かした。
- ドニー側が、「デビュー30年来のイメージを大きく傷つけられた」と反駁。マンチェクを相手に、名誉棄損を訴える法的措置を執ることを明らかにした。
- 2012年4月:
- ドニーとマンチェクの不仲騒動が深刻化する中、マンチェクの事務所社長が初めて公式にコメント。次のように語り、ドニーとの和解を望んだ。
- 「われわれ中国人は、“和気あいあいと楽しくできてこそお金が稼げる”ということわざを使っています。中国で映画関係の仕事に携わっているわれわれ全員が団結して良い作品を作り、世界の観客に見せていくべきだと思う。ドニー・イェンは、本当に素晴らしい俳優。まだ人気が出ていない頃、アメリカでドラマ出演させたくて僕がお手伝いしました。残念ながらテレビ側の都合でその話は消えてしまいましたが、今後も一緒に仕事をしたい」
- 一方、原案映画『終極解碼』を手がけていた檀冰(タン・ビン)監督が記者会見を開き、ドニーを非難。ジャッキー・チェンがプロデューサーに内定していたが、ドニーが追い出したと主張。自らもクラレンス・フォクが新監督になったことで追い出され「作品を丸ごと奪われた」と訴えた。言い分は以下の通り。
- 「ドニーは権力を振りかざして、若手である僕をおとし入れ、破産状態にまで追い込まれた。映画に対する夢が、一夜にして崩壊したのだ」
- これについてドニー側も反論。ジャッキーのプロデュースということで出演を快諾したが、新作映画『ライジング・ドラゴン(十二生肖)』の撮影で忙しく、作品に関与できなくなったため、脚本を修正せざるを得ない状況になった。 その後プロデューサー就任を要請してきたのは、檀冰監督のほうからで、製作準備段階のめまぐるしい変化に対応できない様子の監督を見て、スポンサー側と相談した上でやむなく監督を交代してもらったが、監督が脚本に関与する権利はきちんと残し、彼の立場を守るよう配慮した、と話した。
- また、最近浮上した“ドニーの運転手が、マンチェクの運転手を殺した”というとんでもない流言については、「相手の運転手が亡くなられたのは事実だが、死因は不慮の事故だったと聞いている」とし、関与を否定した。
- 先述のドライバーの遺族がロケ地に乱入。撮影の妨害を繰り返す。
- 2012年5月:
- 檀冰(タン・ビン)が、ドニーから不当な扱いを受けたとして、違約金100万元(約1500万円)の支払いを求めて、北京の海淀裁判所に訴え出る。
- 撮影が終了。
- 2012年8月:
- 上記の訴えが正式受理される。
- 2012年10月:
- 上記案件についての裁判が始まる。
- 2013年2月:
- これまで沈黙を続けてきたドニーが、檀冰(タン・ビン)に対し名誉棄損に当たるとして、海淀裁判所に訴え出る。ドニー側では、損害賠償として500万元(約7500万円)の支払い、および謝罪文の公表を求めた。訴えについてドニーは「自分なりの我慢の限界を超えたため、行動に出た」と語った。ドニー側の言い分は以下の通り。
- 「2012年4月5日、記者会見の場で耿監督は、でっち上げた内容を話し僕を悪者扱いした。その内容を各メディアが報道している。名誉の侵害を直ちに止め、悪い評判を消すためにメディア陣の前で謝罪してほしい。経済的損失と精神への影響の賠償金として500万元の支払いと、訴訟費用負担も要求する」
- 2013年5月:
- カンヌ国際映画祭にて、『特殊身份』のプロモーションポスターが公開される。
- 檀冰(タン・ビン)が記者会見を開き、カンヌでのポスター公開に不快感を表明した。
その他の小ネタ
- 黒社会に生きる刑事を演じたドニー・イェンの首や両腕に描かれた刺青は、「毎回4時間かけてメイクをした」らしい。
- 激しいアクションシーンがあるため予定されていた香港の街中は許可が下りず、中国・深センに移動して撮影を行った日もあった。
- 訴訟を起こした檀冰(タン・ビン)監督は、かなりお金に困った怪しい人という噂も。
- 鄒兆龍(コリン・チョウ)がゲスト出演するとのことだが、アクションはないらしい。
今晩は。予告です。どうぞ。過去最高です!
http://www.youtube.com/watch?v=Jtppmpu2JFc&feature=player_embedded
おぉぉ!!
ありがとうございます!!!
ドキドキしますねーーー!
予告、明日公表みたいです!
https://www.facebook.com/donnieyen.asia
おぉ!そうですか!!
いよいよ公開も現実的になってきたみたいですねー!
楽しみです☆
お早うございます。サイドからコメントお邪魔します。自分も特殊身分、かなり待っている?いた?作品です。
kunfufan さん ドニー愛好さんと御存知かと思いますが、10月中旬説濃厚ぽい感じです。中国香港ですが。
http://ent.qtv.com.cn/system/2013/06/16/010516169.shtml
伴い、クリスマス時期辺りに香港版dvd発売情報も見ました。(順当に進めばですが)
ですが、自分もkungfufanさんの予想、もあり得ると見ています(更に延期) 油断できないですね(笑)
これまた、kungfufanさんの予想同感ですが、近年ドニー作品は日本公開されているので特殊身分も公開されると予想していますが?日本公開是非ですね。
予告も早くお願いしますですね(笑)
日本公開求
画像見ました、かっこよすぎ
妻と二人、ドニーの作品全て見ました
日本生まれですが、父親が韓国、母親は日本の
ハーフです
アイスマン3Dや悟空姿のドニーも楽しみにしてます、公開されなくても
DVD出たら即購入します
頑張ってドニー
特にカッコ良いですよね、特殊身分のドニーさん☆
たぶん今ならアクション系は劇場公開されるんじゃないでしょうかねー。
待機作ありすぎて嬉しいですね!