雨ニモマケズ／無懼風雨（2011）

香港のアーチスト達による「東日本大震災」のチャリティーソング。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を原詩とする日本語曲『雨ニモマケズ（無懼風雨）』と中国語バージョンの『不要輸給心痛（Succumb Not to Sorrow／心の痛みに負けないで）』がつくられた（北京語と広東語の2バージョンあり）。

潘源良（プーン・ユンリョン）が作詞、志偉（タン・チーワイ）が作曲。

主な参加アーティストは、成龍（ジャッキー・チェン）、譚咏麟（アラン・タム）、劉徳華（アンディ・ラウ）、張学友（ジャッキー・チュン）、曾志偉（エリック・ツァン）、陳奕迅（イーソン・チェン）、TWINS 、鄭秀文（サミー・チェン）、許志安（アンディ・ホイ）、關淑怡（シャーリー・クァン）、麥浚龍（ジュノ・マック）、關心妍（ジェイド・クワン）、江若琳（エレイン・コン）、胡杏兒（マイオリー・ウー）、謝天華（マイケル・ツェー）、黄宗澤（ボスコ・ウォン）、樂易玲（ヴァージニア・ロック）、彭健新（ベネット・パン）、李克勤（ハッケン・リー）、楊穎（アンジェラベイビー）、紫棋(タン・チーケイ／G.E.M.)、傅穎（テレサ・フー）、鄭欣宜（ジョイス・チェン）、王梓軒（ジョナサン・ウォン）など１００人以上ものアーティストがレコーディングに参加。

『雨ニモマケズ／無懼風雨（2011）』の動画

『雨ニモマケズ／無懼風雨（2011）』の歌詞

成龍（ジャッキー・チェン）、甄子丹（ドニー・イェン）からのメッセージ

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愛心無國界311燭光晩會（愛は国境を越えるチャリティ・コンサート）

香港ではジャッキーらの声かけにより、2011年4月1日に人気スター総出のチャリティーイベント「愛心無国界311燭光晩会」の開催が決定。

ジャッキーは言った。
「以前、中国本土で災害が発生すると私たちはすぐさまチャーター機で救援物資を送ることができたが、今回の日本の大震災ではチャーター機が用意できず、車でも被災地に行けず、直接支援できない。
私たちは地球村の住民で国境はなく、人道的立場から支援したい。
南アジアや中国四川省で災害があれば支援し、日本で災害があれば、やはり皆で支援する」。

ジャッキーはたくさんのダウンジャケットを日本に送ろうとしたが、検疫の問題から取り消した。過去、ジャッキー・チェンが呼びかけた寄付活動では日本のファンも支援に参加したが、今度は日本のファンを支援する番だという。ジャッキーはその後、２週間仕事を休み、1日夜のイベントの準備に追われる。

2011年3月24日、ジャッキー・チェンをはじめとする100名あまりの香港スターたちが、日本を応援するチャリティーソング「不要輸給心痛（Succumb Not to Sorrow）」の収録と記者会見を行った。

そして4月1日夜7時～10時、香港島のビクトリアパークに香港・日本・韓国・インドネシアなどから芸能人約200名が集まり、東日本大震災の被災者支援イベントが開催。イベントには2万人が集まった。

タレントらが歌を披露し、会場に設けた募金箱で日本への義援金を募った。
また、香港の主なテレビ局、ラジオ局は全て特別番組としてチャリティ・イベントを生放送、日本語ホットラインを含む150の募金専用ダイヤルを用意して大々的に募金を募った。

最終的に集まった募金は2,600万香港ドル（約2億8千万円）。成龍個人からは300万香港ドル（約3,300万円）を寄付するとの発表があった。

参加した主なアーティスト（順不同）

『愛心無國界311燭光晩會』の動画

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