別に大した記事では無いのですが、個人的にちょっと面白かったのでご紹介します。
『キャノンボール』のポスターイラストが各国によって微妙に違います。結局はアメリカのオリジナル版に書かれていないジャッキーをどこにどういれるかという問題なんですが、それぞれ特色があってちょっと面白いです。
※ここでの国名はタイトルから判断していますが、実際は言語が同じで違う国かもしれませんのでご了承を。
まずは、オリジナルのアメリカ版から。残念ながらジャッキーチェンの姿は無く、8人のスターが描かれています。
次はフランス版。ほとんどアメリカ版と同じですが、右下に9人目のスターとして追加されています。白い車も1台追加されてます。
次もフランスですが、こちらはちょっと南国チックですね。オリジナルのジェイミー・ファーが消され、ジャッキーが・・・(笑)もうちょっとどうにかならなかったんでしょうか・・・
お次はスペイン。ジャッキー人気が高いのか、主役のように中心に追加されています。
次がタイ。ジャッキーのほかにもマイケル・ホイや新規に車が数台描かれており、なかなか頑張ったのではないでしょうか。違和感無くマッチしています。
そして、いよいよ我らが日本。こうして見ると、イメージは似ているものの完全新規で描き起こされているのは日本だけなんですねー。
マイケル・ホイは良いとしても、オリジナルにはいないピーター・フォンダも描かれています。また、当時すでに日本でも人気スターとなっていたジャッキーを押しのけ、ファラ・フォーセットがセンターを飾っているのも印象的です。
さて、やっぱりというか何というか・・・次は香港(たぶん)。ロジャー・ムーアの顔を不自然に挿げ替えただけの安易な作品。どうせやるならもうちょっと上手く出来ないものか・・・
次は韓国版その1。なんかジャッキーが遺影のようです。
ラストも韓国。意外と上のジャッキーがマッチしてますが、色んなところから持ってきたのを詰め込んだ感じで、いかにも韓国のポスターらしいです。
さて、いかがでしたでしょうか。
この作品、大ヒットした割には評価が低い作品でもありますが、ジャッキーの出番は少ないものの、当時テレビでよくやっていたバート・レイノルズのトランザム7000シリーズなんかが大好きで、スポーツカーも好きだった自分にとってはとても面白かった作品でした。
そろそろ21世紀版の「キャノンボール4」でも誰か作ってくれないかな~。
おそらく今度こそオリジナル版のポスターにもジャッキーが載ることは間違いないでしょうねっ。
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