6.ジャーニー・トゥ・チャイナ(仮)
ジャッキー新作第6弾は中国・ロシア合作の3Dアクション映画『ジャーニー・トゥ・チャイナ(仮)』。
ジャッキーは主演ではありませんが、アーノルド・シュワルツェネッガーとともに重要な役で出演。
かなり前(2015年春)から製作が続けられ、すでにすべての撮影は終了。本年中に公開予定とのこと。
ロシア映画は観たことがありませんが、下の予告編を観る限りハリウッド映画と遜色ない出来かと。
上の予告編ではジャッキーの姿が見えませんが、すでに白髪の師匠役での出演が判明しています。
まだ不明な点も多いですが、現時点でわかっている基本情報を見てみましょう。
タイトル | 『ジャーニー・トゥ・チャイナ(仮)』(邦題) 『Journey to China: The Mystery of Iron Mask』(英題)『Viy 2』(英別題) 『中國遊記:鐵面人之謎』『中国游记:铁面人之谜』『中国遊記:鉄面人之謎』(漢題) 『Путешествие в Китай』(露題) |
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製作国 | ロシア・中国(・アメリカ?)合作 |
撮影 | ロシア・中国・チェコ |
撮影時期 | 2015年4月~2017年2月 (ジャッキーの参加はおそらく2016年夏頃以降) |
公開 | 2017年予定(中国・ロシア) |
スタッフ | 監督:Oleg Stepchenko(オレッグ・ステプチェンコ) 脚本: Alexey Petrukhin(アレクセイ・A・ペトルキン) Oleg Stepchenko (オレッグ・ステプチェンコ) 製作:成龍(ジャッキー・チェン)他 武術指導:成家班(ジャッキー・スタントチーム) |
出演 | 成龍(ジャッキー・チェン) 姚星彤(ヤオ・シントン/アンナ・ヤオ) Arnold Schwarzenegger(アーノルド・シュワルツェネッガー) 劉智福(ランス・ルー) 劉智滿(マーク・ルー) 劉智堂(チャールズ・ルー) 李萌萌 (リー・メンメン) Charles Dance (チャールズ・ダンス) Rutger Hauer (ルトガー・ハウアー) Jason Flemyng (ジェイソン・フレミング) Christopher Fairbank (クリストファー・フェアバンク) Martin Klebba (マーティン・クルバ) Yuri Kolokolnikov (ユーリー・コロコリニコフ) Igor Jijikine (イゴール・ジジキン) Andrey Merzlikin (アンドレイ・メルズリキン) Nikita Tarasov (ニキータ・タラソフ) Alexey Petrukhin (アレクセイ・A・ペトルキン) Anna Churina (アンナ・チュリーナ) Bryan Hughes (ブライアン・ヒューズ) |
ストーリー | 《中国游记》作为《Viy》的续集,讲述的是与中国有关的故事。传说中国龙王睫毛可以长出茶叶。部分巫师利益熏心,用巫术控制村民。主人公格林发现俄国沙皇是冒牌的,跟途中偶遇的中国人成一起救出真的沙皇,并一同前往中国,最终依靠勇敢和机智,正义战胜了邪恶的故事。 |
発表されているポスターは今のところ↓の1点のみ。
ジャッキーとシュワルツェネッガーは『80デイズ』(’04)以来3度目の共演。
劇中のスクリーンショットと思われる二人の画像がこちら↓。
現場で撮った2ショット写真も多数公開されてます↓。
上の中央の人物が前作に引き続き監督を務めたオレッグ・ステプチェンコ。
あ、説明がまだでしたが、本作は2014年のロシア映画『レジェンド・オブ・ヴィー 妖怪村と秘密の棺』
(原題:Viy)の続編なんです。せっかくなので前作の紹介を。
ロシアを代表する作家ゴーゴリによる中編小説集「ミルゴロド」の一篇
「ヴィイ」を映画化したVFXファンタジー・アドベンチャー。
2014年1月30日にロシアで初公開。日本では2015年4月3日にDVDスルーされてます。【予告編はこちら】
左が2014年の前作。右は原作が同じ1967年の『妖婆 死棺の呪い』です。
総製作費約90億円を投じ、ハリウッドの一流スタッフを集めて製作された超大作…。
との触れ込みでしたが実際は26億円ほどだったようです(盛りすぎ笑)。
ちなみに今回のジャッキー出演の続編は4900万ドル(約55億円)と倍増しているみたい。
話を戻して前作のストーリーは、下の通り。
「18世紀、ロンドンで暮らすジョナサンは、世界地図の完成を目指して未知の土地トランシルバニアへと旅に出る。
やがて東欧の森の奥深くにある村にたどり着き、住民たちから村に潜む恐ろしい魔物の話を聞かされたジョナサンは、
娘を亡くした地主に調査を依頼され、怪現象が起きたという教会に足を踏み入れるが……。
監督も続投し、主演のジェイソン・フレミングやチャールズ・ダンスなど多数のキャストが今作でも
引き続き出演しているようですので、ちゃんとした続編ということになりますね。
さて、ここで話を続編である今作に戻しましょう。
今作も原作の「ヴィイ」をベースに、中国神話「龍王伝説」の要素を盛り込んだものだとか。
詳細はまだ明らかではないので、判明しているキャストから注目ポイントをご紹介していきます。
まずは我らがジャッキー・チェン。
役柄は見たまんまの“マスター”。さすが似合ってますね。『少林寺木人拳』の法愚を思い出します。
本作の撮影自体は2015年春の時点ですでに行われていましたが、当初はジャッキーは不参加。
ただ成家班や『ライジング・ドラゴン』のヒロイン姚星彤(ヤオ・シントン)の参加は確認できていたので、
もしかするとジャッキーも、と期待を抱いていました。
その後いつまでたっても作品は完成せず、どうしたものかと思っていたところ、
2016年夏になってジャッキーの出演が明らかになりました。
ちょうどその頃、ロシアやチェコでの撮影を終え、中国ロケに突入していますので、
ジャッキーの参加はその頃からだと思われます。
お次はアーノルド・シュワルツェネッガー。
役名はジェームズ・フック。もしかしてあのフック船長でしょうか。
これまでのカメオ共演ではなく、今回は重要な役どころらしいので二人の絡みがどうなるのか楽しみ。
かなり大きめの役が期待できそうなのが、姚星彤(ヤオ・シントン)。(↑の左上画像と右上画像の中央)
最近ではアンナ・ヤオとも呼ばれてるみたいです。
もうひとりの中国人女性(↑の右上画像の左と左下画像の右)が李萌萌 (リー・メンメン)。
91年中国生まれで雑技団で活躍、多数の受賞歴を誇る実力者のようで、
本作でもノースタントで撮影に臨んだとか。これは要チェックですね。
最後は『パシフィック・リム』で注目されたルー・ブラザーズ(↑の右下画像)。
劉智福(ランス・ルー)劉智滿(マーク・ルー)劉智堂(チャールズ・ルー)の三つ子兄弟も出演です。
そういえば、本作にはジェイソン・ステイサムも出演しているとの報道も少なくありません。
しかしながら、彼だけ一切の画像が公開されていないのはあまりにも不自然です。
おそらくは誤報でしょう。途中で出演キャンセルとなったか、そのかわりにシュワ出演となったか。
日本で観られるのは早くても2018年でしょうが、それまでに前作をチェックしつつ楽しみに待ちましょう!
最後に本作の関連リンクを貼っておきます。
ここまでかなり長くなってしまったので、ここからはペースアップ!(汗)
お久しぶりです。どうやら『レジェンド・オブ・ドラゴン 鉄仮面と龍の秘宝』の邦題でようやく公開されるようですね。とはいえどう考えても地元には来ないだろうから、DVD視聴になるかなあ。というか個人的にはDVDでも観るかどうか……。前作も観てないし……。
1967年作品『妖婆 死棺の呪い』は、劇場未公開のまま最初にテレビ放送された際の邦題で、その後ビデオ化された際の邦題は『魔女伝説ヴィー』。その後劇場公開された際に再び『妖婆 死棺の呪い』となり、DVDもそのままの邦題だそうです。ビデオ時代の『魔女伝説ヴィー』はレンタル店で見かけたことがありますが、僕は未見。