ジャッキーチェン出演映画の韓国でのポスターやチラシ、ビデオやDVDジャケットの画像集です。
韓国でもジャッキーは79年公開の『酔拳』にて人気スターになったようですが、今回はその『酔拳』以前に韓国で公開されたジャッキー作品の画像集です。
これは韓国に限ったことではありませんが、この頃のジャッキー作品は使われている写真が全然違う作品のものだったりして、そのトンデモなさがまた良かったり。
ちなみに私はハングルは全く読めないので、コメントは多分に推測が入ってますのでご了承を。
画像をクリックすると拡大するものもあります。
ファイティング・マスター [鳥影拳]
韓国でのタイトルは『鳥影拳』。原題は『頂天立地』。
劇場公開されたかどうかは不明です。
ファイナルドラゴン [流星剣](1977/05/12)
韓国でのタイトルは『流星剣』。原題は『風雨雙流星』。
旧邦題は『キラー・ドラゴン 流星拳』。公開は1977年5月12日です。
今確認出来ている中ではジャッキーチェンの主役級作品の中では最初に公開された映画と思われます。
まだジャッキーは無名に近かったので、当然のごとく王羽メインのポスターで、さらに『ドラゴン怒りの鉄拳』、『ドラゴン危機一発』の世界のローウェイ監督、韓国香港合作第1回作品と謳われています。
こちらは、ジャッキーの画がドラゴンロードのものなので、80年代以降のものと思われますが、再上映したのか、ソフトのパッケージなのか不明です。
成龍拳 [新唐山大兄](1977/09/24)
韓国でのタイトルは『新唐山大兄』。原題は『剣・花・煙雨江南』。公開は1977年9月24日です。
一応主役なので大きく書かれていますが、『ファイナルドラゴン』同様に『酔拳』公開前で無名に近かった為、タイトルを『新唐山大兄』(「ドラゴン危機一発」の原題は『唐山大兄』)にしたり、『「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴン危機一発」の世界的なロー・ウェイ監督、韓国香港合作第2回作品』というのをキャッチフレーズにして動員を図っていたようです。
そして2枚目のビデオは裏が完全に「龍拳」(笑)。このビデオシリーズは今後もよく登場しますが、わざとだろっていうぐらい、ほとんど裏が別作品のものになっています。
蛇鶴八拳 [蛇鶴秘拳](1978/02/07)
韓国でのタイトルは『蛇鶴秘拳』。原題は『蛇鶴八步』。公開は1978年2月7日。
『成龍拳』に続き、ロー・ウェイ監督の韓国香港合作第3回作品と謳われてますね。
監督・・・ロー・ウェイになってますね・・・。一応香港のポスターも参考に。(こちらは監督:チェン・チーホワになってます)
まだ、『酔拳』でブレイクする前で、「ローウェイ」というブランドに頼るしかなかったということでしょうか。
カンニングモンキー天中拳 [烏龍大侠](1978/11/11)
韓国でのタイトルは『烏龍大侠』。原題は『一招半式闖江湖』。公開は1978年11月11日。
なんかものすごく真面目な武侠映画に見えるんですが・・・。
『酔拳』が香港で公開されたのが10月5日なのでそのあとに公開されたせいなのか、監督名もローウェイには差し替えられてませんね。
下の画像はあらたに見つけたものです。(2011/01/30追加)
龍拳 [唐山秘拳](1979/03/03)
韓国でのタイトルは『唐山秘拳』。原題は『龍拳』。 ほとんどが韓国での撮影だったらしいのですが、その辺があのシリアスな内容に影響したのでしょうか。
左は至って普通のポスターですが、問題は右のポスター。成龍の他作品ならまだしも、なぜか『少林寺2』(笑)。
ということはおそらく1984年以降の公開時のものと思われますが、『龍拳』は1979年3月3日に韓国で公開されていたようなので、右の画像は再上映時のものかもしれません。成龍3大傑作のようなことが書かれていますが、あと2作がなんなのか気になります。
また、新聞広告には「成龍の全盛時代到来」と書かれていますね。
ちょっと興味深いのが、香港ではお蔵入りのあと公開されたのが1979/4/21ですが、それよりも前に韓国で公開されてます。
この作品の約半年後に『酔拳』が韓国でも公開され、ジャッキーの人気が急上昇するのですが、日本をはじめ、どうして『酔拳』って他国での公開が遅いんでしょうかね。
新聞広告。
次の画像は1984年9月に発売されたらしいビデオ。
タイトルが『掌山秘拳』になっています。ハングルのタイトルは『唐山秘拳』と同じ。
タイトルも謎ですが、なぜか写真が『ドラゴン特攻隊』・・・。
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