機動部隊─警例（2008）

作品基本データ

製作国	香港
会社	銀河映像、他
監督	羅永昌（ロー・ウィンチョン） ※製作：杜琪峰（ジョニー・トー）
主な出演者	任達華（サイモン・ヤム）邵美琪（マギー・シュウ）林雪（ラム・シュー）李國麟（リー・クォックルン）連偉健張榮祥（チェン・ウインチュン）劉國誠林敬剛林仲岐陸文衛劉宗基

香港ノワールの巨匠、杜琪峰（ジョニー・トー）プロデュースによるサスペンス。2003年の名作「PTU」の続編にあたる大注目作だ。PTU（香港警察特殊機動部隊）内のスキャンダルを軸に警察内外の人々の攻防をスリリングに描いた今作は、全5作からなるシリーズの第1作。任達華（サイモン・ヤム）、邵美琪（マギー・シウ）、林雪（ラム・シュー）ら「PTU」の面々をはじめ、TVBドラマで人気の李國麟（リー・クォックルン）や「クレイジー・ストーン～翡翠狂騒曲～（瘋狂的石頭）」の連偉健（テディ・リン）らも出演している。今回メガホンをとっているのは、トー監督の右腕的存在、羅永昌（ロー・ウィンチョン）。

≪STORY≫香港の繁華街・チムサアチョイの路地に設置された監視カメラに、PTUの制服を着た3人が無抵抗の男1人に暴行を加えている姿が録画されていた。内部調査の結果、カメラが設置されている地域の警護を担当していたサム（サイモン・ヤム）のチームに嫌疑がかけられる。しかし彼らは、証拠ビデオの映像が不鮮明な上、事件の当日には全員アリバイがあるとしてこれを否認。調査を続けた内部調査課（CAPO）は、暴行を受けた人物が麻薬売人のチャンであることをつきとめる。一方サムら第3部隊のメンバーたちは、CAPOより先にチャンの身柄を拘束しようと動き出していた…。