金錢帝國（2009）

作品基本データ

製作国	香港
公開	2009/04/23-（香港）
監督	王晶（バリー・ウォン）
武術指導	陳中泰（チャン・チュンタイ）火星（マース）
主な出演者	陳奕迅（イーソン・チャン）梁家輝（レオン・カーフェイ）黃秋生（アンソニー・ウォン）方力申（アレックス・フォン）林保怡（ラム・ボーイー）徐子珊（ケイト・チョイ）劉洋（リュー・ヤン）孟瑤（モン・ヤオ）鮑起靜（バオ・キージン）王晶（バリー・ウォン） SimonWaikiss

1970年代初頭の香港を舞台に、汚職が蔓延していた警察とICAC（香港政府汚職取締り機関）の攻防を描いた作品。香港娯楽映画の帝王・王晶（バリー・ウォン）が、5年に及ぶリサーチを経て完成させた入魂の作品だ。警察側のキャラクターを演じるのは梁家輝（レオン・カーファイ）、黄秋生（アンソニー・ウォン）、陳奕迅（イーソン・チャン）、ICAC側には方力申（アレックス・フォン）、林保怡（ラム・ボーイー）とキャスティングも豪華。このほか、「生きていく日々（天水圍的日與夜）」で香港電影金像奨主演女優賞を獲得した鮑起靜（パウ・ヘイチン）、「天使の眼、野獣の街（跟蹤）」の徐子珊（ケイト・チョイ）らが脇を固めている。

≪STORY≫1960-70年代の香港警察には、手に負えないほどの汚職がはびこっていた。1963年から1973年の間に警官たちが懐に入れた賄賂の総額は100億香港ドル、なんと2009年の貨幣価値で言うところの約5千億香港ドル（約6兆円）にも上ったという。あまりの現状に手を焼いた政府は、1973年にICACを設立。警察内の汚職を一掃するべく動き出すのだが…。