さて、次なる『エクスペンダブルズ3』の話題と共に巷を賑わしているのが、『女性版エクスペンダブルズ』が制作進行中との話題。
以前からその実現を熱望する声が多く、いよいよ本格的に始動していきそうです。
既に交渉中との噂もあるそのキャスティング。
本家以上に難航しそうな予感はしますが、はたしてどんなスターの競演が観られるのか、ともに製作されるかもしれない『アジア版』の話題も含めて情報をまとめてみました。
















『エクスペンダブルズ』シリーズに関するその他の情報は、
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『女性版エクスペンダブルズ』は激しい争奪戦に?
シリーズとしては3部作最終となる『エクスペンダブルズ3』。
女性版『エクスペンダブルズ』やアジア版『エクスペンダブルズ』といった番外編的作品の噂もチラホラと。
女性版については早くから熱望されており、ここにきて本格的に始動。
具体的には『エクスペンダブルズ』のプロデューサーの一人であるアディ・シャンカー率いる1984プライベート・ディフェンス・コントラクターズ社が、主要キャストが全員女性のバージョンの製作を進めていて、すでに脚本家としてダッチ・サザーンが起用されているとか。
現在公開中の『THE GREY 凍える太陽』も手掛けているアディ・シャンカー。もしかしたらその流れで先ほどご紹介したリーアム・ニーソンの出演もあり得るかもしれません。
気になるメインの女性キャストについては、既に複数と交渉中とのことですが具体的な名前はまだ公表されていません。
ミラ・ジョヴォヴィッチの夫でもあるポール・W・S・アンダーソン監督による別プロジェクトもあるようで、もしかしたらキャストが二分する事態も予想されます。
ここでは関係者が口にしたメンバーや、噂になっているキャスティングをまとめてみました。
ミラ・ジョヴォヴィッチ/Milla Jovovich
今のところ、女性版の筆頭候補として名前が挙がっているジョヴォヴィッチ。
先ごろ『バイオハザードV リトリビューション』のプロモで来日した姿が記憶に新しいですが、『バイオハザード』シリーズに代表されるように、気付けばアクション女優としての地位を確かなものとしています。
『エクスペンダブルズ2』のメガホンをとったサイモン・ウェスト監督も、『女性版』の理想のキャストとして名前を挙げています。
『バイオハザード』シリーズは次の6作目がシリーズ最終となるようですが、女性版『エクスペンダブルズ』が新たなヒットシリーズとなるのか。。。
しかし、つい先頃ご本人が語ったコメントを見ると、まだまだ具体的ではない様子。
『バイオ』で共演のミシェル・ロドリゲスとともに、アクション女優を集めて映画をつくりたいと話し合っているそうですが、本家の女性版『エクスペンダブルズ』ではない模様。ジョヴォヴィッチは『エクスペンダブルズ』のようなマッチョが大勢を殺しまくる(笑)映画ではなく、もっと知的な女性版を望んでいるとか。(これは同感)そして、『バイオ』の監督でもあり、夫でもあるポール・W・S・アンダーソンがその企画をすでに温めているとのこと。
果たして、アクション女優大集合のドリームプロジェクトは『エクスペンダブルズ』シリーズとして実現するのか、はたまた別企画として立ち上がるのか、どんな形であれ実現してほしいですね。
ミシェル・ロドリゲス/Michelle Rodriguez
たくましさとセクシーさを兼ね備えたロドリゲス。
実現すればメンバーのアニキ的存在として描かれるのはおそらく間違いないでしょう。
近作は上にあげたミラ・ジョヴォヴィッチと共演した『バイオハザードV リトリビューション』、『マチェーテ』第2弾となる『Machete Kills』。
ただ気になるのは、もしポール版の企画も実現するとなれば、そちら側への出演となるのか。もしかしたら水面下で2つの女性版が激しい争奪戦を繰り広げるかもしれませんね。
リンダ・ハミルトン/Linda Hamilton
男性版と比べて、平均年齢は大分低くなりそうな『女性版』ですが、その中でもベテラン枠(?)として名前が挙がっている一人が、『ターミネーター』シリーズでも有名なハミルトン。現在55歳。
近年はさほど積極的に活動をしている様子もなく、出演作品の脚本選定には厳し目といわれるハミルトンが、はたしてお祭り的ムービーへの出演はあり得るのか。
男性版でのスタローンのように、中心となって企画を進める女優が必要ですが、女性ばかりの主要メンバーをまとめるのはかなり大変そう。。。
シガニー・ウィーバー/Sigourney Weaver
もう一方のベテラン枠は、現在62歳となるシガニー・ウィーバー。
代表作はもちろん『エイリアン』シリーズ。
あちらでは『女性版』への出演に関して、ファンの要望がかなり高い様子。
ただ、こちらの実現は作品の内容次第では難しいかも。
というのも、彼女はアメリカで制定されている銃規制法の賛同者として有名で、銃が出る映画や殺人シーンのある映画への出演は基本NGなのだとか。。。
また、この度アメリカで始まったテレビシリーズでTVドラマ初主演、映画では『アバター2』、『アバター3』の撮影も控えており、『女性版』への出演ハードルは低くはないようです。
ユマ・サーマン/Uma Thurman
2000年代後半には大富豪との婚約解消などが話題となったユマ・サーマン。
ここにきて再び女優活動が活発化しているようです。
アクションとしてはやはり『キル・ビル』が印象的ですが、42歳となった彼女もいまや三児の母。
つい先頃も女児を出産しており、育児にお疲れの姿をパパラッチされています。
はたして女性版が産休からの復帰作となるのか。。。もしかしたら既に13歳となる長女マヤちゃん(イーサン・ホークとの子)がサプライズの2世デビューなんか果たしちゃったりして・・・
ケイト・ベッキンセイル/Kate Beckinsale
個人的には今回のラインナップメンバー中で、美女度ナンバーワンのケイト・ベッキンセイル。
俳優一家で生まれ育ち、『アンダーワールド』シリーズや、今年公開されたコリン・ファレル版『トータル・リコール』への出演でも知られる彼女。
雑誌において、2002年には「イングランドのナンバー1美女」、2009年位は「最もセクシーな女性」などに選ばれており、39歳となった今でもその美貌を保ち続けています。
作品によって色々なスタイルを使い分けられるベッキンセイル。ぜひとも『女性版エクスペンダブルズ』では、美女枠担当として出演して欲しいものです。
ミシェール・ヨー/Michelle Yeoh
私の中でのNO.1アクション女優といえば、間違いなくミシェール・ヨー。
アクションだけに留まらず、演技派としてもキャリアを積んできた彼女。
ハリウッドでの知名度を考えれば間違いなく候補に挙がることでしょう。
近作は『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』ですが、2010年には『レイン・オブ・アサシン』、『酔拳 レジェンド・オブ・カンフー』に出演するなど、50歳を迎えた今でもそのキレの良いアクションは健在。
ハッキリ言って、本家『エクスペンダブルズ』へ出演してほしいぐらい。
もし彼女が出ない『女性版』なんて有りえません!!
アンジェリーナ・ジョリー/Angelina Jolie
『エクスペンダブルズ2』のメガホンをとったサイモン・ウェスト監督が『女性版』の理想のキャストとして名前を挙げたアンジェリーナ・ジョリー。
個人的な意見としては、今回のラインナップ中、現在最も格上と思われる女優で、2011年には「ハリウッド女優の所得番付」において約24億円で1位となっています。
アクション作品への参加も多い彼女。
もし彼女の出演を取り付けられれば、作品としてかなりグレードアップすることでしょうが、高額なギャラの問題も含め、実現のハードルはかなり高そうです。
キャメロン・ディアス/Cameron Diaz
勝手なイメージですが、ノリで出演OKしてくれそうなイメージがあるキュートな彼女もいつのまにか40歳に。
前述のアンジーと共に、サイモン・ウェスト監督が『女性版』の理想のキャストとして名前を挙げています。
もし彼女の出演が実現すれば、アクションもこなしコメディ要素も兼ね備えた明るいキャラで、映画に華をもたせてくれそうです。
また、幅広い客層の獲得にも一役買いそうですね。
ただやはりここでもその高額なギャラがネックとなるか。
ハリウッドの所得番付では、女優部門で2010年に約29億円で2位、2011年は約14億円で8位にランクイン。さらに、2011年の「過去5年間で最も興行収入の高かったコメディエンヌ」ランキングでは、なんと約630億円!で総合4位にランクインするなど、実現のハードルはこちらもかなり高そうです。
ヘレン・ミレン/Helen Mirren
正直、はじめて聞いたイギリスの女優さんですが、サイモン・ウェスト監督が『女性版』の理想のキャストとしてアンジーやディアスとともに名前を挙げていました。
よくよく調べると、ゴールデン・グローブ賞や、ヴェネツィア映画祭、アカデミー賞主演女優賞などを受賞されてる大女優さんだったようです。
出演している映画をいくつか観ていることがわかったのですが、アクションのイメージはありません。
癇癪を起すと公衆電話を破壊するほどの激しい一面を持つことを自ら語ったそうですが、あちらではアクションのイメージは強いのでしょうかね?
ジェイミー・リー・カーティス/Jamie Lee Curtis
こちらは名前は聞いたことがあるが、さほど詳しくはない女優さん(失礼。。。)。顔も見たことはありますが、どの作品なのかは思い出せず。
あらためて調べてみると、やはり出演作は観たことがあるようですが、アクションのイメージはありません。
ジェイミー・リー・カーティスも、『エクスペンダブルズ2』のメガホンをとったサイモン・ウェスト監督が『女性版』の理想のキャストとして名前を挙げたうちの一人ですが、あちらではアクションのイメージがあるのか、それとも単なる監督の好みなのか(笑)
ジーナ・カラーノ/Gina Carano
本家『エクスペンダブルズ3』でもご紹介した「美しすぎる格闘家」と言われる総合格闘家のカラーノ。
『エクスペンダブルズ2』ではスタローンが彼女への出演オファーを検討していが、中国人女優の必要性からユー・ナン(余男)が起用され実現しませんでした。
その後は、まもなく日本公開のスティーブン・ソダーバーグ監督作品『エージェント・マロリー』に主演、このあとも『ワイルド・スピード』第6弾への出演も決定しており、新世代のアクション女優として注目を集めています。
若手候補の中では筆頭格の彼女。
本家『3』か、はたまた『女性版』か。
いずれにしても『エクスペンダブルズ』シリーズでの彼女の勇姿を観られる日もそう遠くはないかもしれません。
【追記】この記事を作成後、画像などの準備中に『女性版』に出演決定との報道がありました☆
キャリー・フィッシャー/Carrie Fisher
果たして名前を聞いただけでピンと来る人がどれくらいいるのでしょうか。。。
調べてビックリ、なんとあの”レイア姫”ではありませんか・・・・。
どうして彼女の名前が挙がっているのか、私には理解できませんが、懐かし枠でのラインナップ入りということなのか(^_^;)
現在はかなりふくよかになられたようで、とてもアクションのイメージはありませんが、果たして・・・
キャリー=アン・モス/Carrie-Anne Moss
キャリー=アン・モスといえば、『マトリックス』のイメージがかなり強いですね。
勝手な考えかも知れませんが、知名度とアクションの印象がありつつ、ギャラなどの条件面もさほど高くは無さそうなので、実現性は比較的高めのような気も。
ただイメージ的にかぶる候補者も居そうで、やはり『女性版』は男性版よりも、全体のバランスを取るのが難しそうです・・・
ゾーイ・サルダナ/Zoë Saldaña
2009年公開の映画『アバター』でヒロインを演じて一躍有名になり、サターン賞主演女優賞などを受賞。
現在、リュック・ベッソンの『コロンビアーナ』が公開中と、今後ますます注目を集めそうな女優さんです。
アクション面に関しては、個人的にさほど印象がありませんが、最新作の『コロンビアーナ』。では、アクションシーンのほとんどを自らこなしたといいますので、若手の注目株であることは間違いなさそうです。
今後も『スタートレック』シリーズ第2弾への続投や、米黒人女性歌手ニーナ・シモンの伝記映画『Nina』への主演などが待機。
ブレイクの中なだけに、『女性版エクスペンダブルズ』への出演も可能性大かもしれません。
これまでは少なからず噂のある女優さんを列記してきましたが、最後は個人的な推薦枠としてやはりこの人を推したい!
シンシア・ラスロック/Cynthia Rothrock
当サイトに来られる皆さんにとってはおなじみですね。
今年で55歳になったラスロック。是非ともミシェル・ヨーとともに、香港系アクションを披露してもらいたいところ。
あまり最近の活動について情報が入って来ることは少ないのですが、2004年以降7年ほどブランクがあったようで、2011年に復帰。現在は4本ほど作品を抱えるなど、再び活動が活発してきている様子。
個人的にどうしても出演してほしいレディファイターです。
また、あのキレの良い蹴り技を見られれば幸せ☆
さて、ざっと今のところ名前が挙がっている候補を見てきましたが、なかなかキャスティングは難航しそうですね。
『エクスペンダブルズ』は、なんといってもスタローンが核となり、製作にも関わった中で人脈も生かしてキャスティングを行うことが出来た結果、あの豪華メンバーとなったわけです。
さらには、オールスター映画製作の必須条件とも言える、友情価格でのギャラ。
ジョージ・クルーニーの『オーシャンズ』シリーズしかり、中華系オールスターの『建国大業』(これはちょっと意味合いが異なりますが・・・)しかり、プロダクションの規模などから言ってもより製作費の制限を受けそうな気がします。
そう考えると、アンジェリーナ・ジョリーやキャメロン・ディアスなど高額なギャラで第一線で活躍中の女優さんの出演は難しいかもしれません。
私が考える現実的なキャスティングは、、ミラ・ジョヴォビッチをメインとして、サブにミシェル・ロドリゲス兄貴。
ご意見番としてシガニー・ウィーバーもしくはリンダ・ハミルトンあたりのかつてのアクション女優を置いて往年の映画ファンを唸らす。
また、接近格闘系としてシンシア・ラスロックを配し、さらには中国市場も視野に入れ最強の功夫女星ミシェル・ヨーをキャスティングさせカルトな功夫ファンも納得。
そして、ケイト・ベッキンセイルをセクシーヒロインとして配しつつ、新星ジーナ・カラーノとゾーイ・サルダナで若い層を取り込む・・・
と、こんな感じなんですが、いかがでしょうか。
ただ、資金面の問題に加え、既に述べたポール・W・S・アンダーソン版の存在もネックとなりそうです。
変に競合して、アクション女優が分散するよりも、ここはひとつ、『女性版エクスペンダブルズ』の監督をポール・W・S・アンダーソンに任せれば万事解決(^_^;)・・・とはいかないかな、やっぱり。
実現は困難?『アジア版エクスペンダブルズ』
一方、アジア版というのはまさに私達にとって「夢」の企画なわけですが、具体的な話はまだ聞きません。
正直言って、ジャッキー・チェン、ジェット・リー、ドニー・イェン、チョウ・ユンファといったハリウッドでも知られる大御所が一同に会するなど到底実現するとは思えません。。。
ただ、現在の『エクスペンダブルズ』のキャスティングについても一時期であれば考えられなかったワケで。
そう考えるともしかしたら・・・と、考えずにはいられないワケですが、果たしてこのドリームプロジェクトは実現するのか。
そもそも、アジアのアクションスターを集めるのであれば『エクスペンダブルズ』である必要は全くないわけで、むしろ功夫スターを集めてドンパチというのもせっかくの魅力が失われてしまいますが・・・
ハリウッド映画では、え!という感じのビッグスター共演をよく見かけますが、なかなかアジア系(特に先述した面子)では実現しませんね。。。
贅沢は言わないので、ジャッキー、ジェット、ドニーの3人初共演(『建国大業』は除外)、もしくはジャッキー、サモハン、ユンピョウのゴールデントリオ復活(ありそうでなかなか実現しませんね~)、これだけで良いから実現させてほしいものです☆
また、『エクスペンダブルズ3』のヒットいかんでは、本家シリーズ継続の可能性も考えられますが、ここまでの流れを見る限り3作目で大きく数字を伸ばすのは至難のワザでしょうね。
おそらく実現するとしてもしばらく間を空けた後に、『リターンズ』または『ザ・ファイナル』あたりでシリーズ復活というのが、現実的なシナリオになるのではないでしょうか。
さらには、スタローン演じるバーニー・ロスの若き日を描いた『エクスペンダブルズ ザ・ビギン』なんかも作れそうですね。
いよいよ日本公開が近づいてきた『エクスペンダブルズ2』。これからもまだまだ目が離せません。
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