梁山伯与祝英台（1963）｜ショウブラ全集

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ジャッキーチェンはどちらの『梁山伯與祝英台』に出演していたのか
の記事をご覧ください。

作品基本データ

ジャンル	黄梅調
公開	1963年04月03日-（香港）
会社	邵氏兄弟
監督	李翰祥（リー・ハンシャン）
主な出演者	樂蒂（ロー・ティ）凌波（リン・ポー）任潔陳燕燕（チェン・イェンイェン）李昆（リー・クン）井淼（チェン・ミュウ）歐陽莎菲（オーヤン・シャーフェイ）蔣光超（チェン・クウォンチウ）丁寧石燕李香君

『梁山伯と祝英台』は、「梁山伯」と「祝英台」という二人の恋愛を語った民間説話で、中国の四大民間説話の一つ。当時の香港映画界はショウブラザーズMP&GI（國際電影懋業公司）という２つの映画会社が熾烈な争いを繰り広げており、『四千金』『空中小姐』等をヒットさせたMP&GIに対して、『江山美人』で巻き返したショウブラザーズは、MP&GIが『梁山伯與祝英台』をリー・リーホァ（李麗華）とユー・ミン（尤敏）主演で製作するとの話を聞きつけ、看板女優である樂蒂（ロー・ティ）と新人同様の凌波（リン・ポー）を起用して大急ぎで同作品を製作しいち早く公開。結果的に本作品は大ヒットを記録。アジア映画祭では4部門、台湾金馬奨では最優秀作品賞、監督賞（リー・ハンシャン）、主演女優賞（ロー・ティ）、特別演技賞（リン・ポー）、最優秀音楽賞、最優秀編集賞など主要6部門の賞を受賞し大成功を収める。一方、先を越されたMP&GI版『梁山伯與祝英台』は翌年の1964年に公開されたが惨敗し、結果的にこの作品がショウブラザーズ対MP&GIの争いにおいてショウブラザーズ勝利の決定打となった。