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STORY&ACTION

1)爆走!ローラー・アクション

冒頭からいきなりのニューアクションが展開。これまでにも『バトルクリーク・ブロー』や『五福星』でローラースケートの妙技を披露し、『スパルタンX』ではスケボーと、ローラー・アクションはジャッキー映画ではおなじみの一つ。さらに『ナイスガイ』を彷彿とさせるようなバタバタも披露。本作ではこちらも定番といえるカーアクションやバイクスタントが無いが、それも納得。このローラーブレードスーツでのアクションに全て内包されているのだ。さらに、『サンダー・アーム』におけるサンダー・カーのようなトリッキーなランニング・ガジェットの進化形とも言える。

2)潜入!マルソー城

いよいよチームのメンバーが本格的に登場。シリーズ定番のガムキャッチも登場し、あらためて本作品が正統なシリーズ作品なんだと感じつつも、数々のハイテク機器の登場に年月の経過も感じさせられる。ちょこちょこ小ネタを挟みつつも、図書室のシーンでは『プロジェクト・イーグル』や『ダブル・ミッション』でのライトを口の中に隠すネタや、『シャンハイ・ナイト』の胸タッチを思い出させるカラクリネタを披露。そしていつものジャッキー走りからの屋根渡りアクション。何といってもお宝を見つけ、ナイフをしまうジャッキーがカッコ良すぎる。

3)脱出!ドッグ·チェイス&セーヌ川バトル

屋根渡りの次は、お得意のジャッキー走り全開でのドッグ・チェイス。ここぞとばかりにコメディパートをちょこちょこと織り込んでいく。外に出て一息と思わせつつも、フロントガラス直撃からのルーフ走り。ジャッキーってルーフが大好きだなぁとあらためて感じる。そして締めはサンウの運転する車のサンルーフにジャスト着地。場面が変わり、一息つくかと思いきや矢継ぎ早に今度はサンウのアクションパート。もう一つの目玉アクションがバッサリ切られているので、サンウファンにとってはここが一番の見せ場に。ここまでかなりテンポ良く進んでいく。

4)訪問!キャサリン邸-掏り替えミッション

ここに至るまでテンポよくアクションを展開すること約30分。ここでようやくひと休み。実際にはこのパートはもう少し長かったようですが、後半部分はテンポよく編集されています。そしてこのパートで、ココの好感度がググッと下がった事でしょう(汗)。カットされたシーンはキャサリン邸でのチームの様子を描いたもののようなので、そちらも観たかった気もする。そして、冒険メンバーは『サンダー・アーム』の男2女2、『プロジェクト・イーグル』の男1女3を上回る男3女3による6人メンバーに。

5)冒険!海賊島~絶叫!ジャングル・コースター

いよいよシリーズ恒例の珍道中編に突入。本作の中でも評価があまり高くなく中だるみと言われるパートですが、確かに約30分ほどの尺をとっており少し長い。とはいえ、そこはサソリならぬオオトカゲやちょっぴりお色気(?)パートなど、シリーズ恒例のお楽しみが盛り込まれている。『酔拳』のタンコブや『プロジェクトA2』の数珠繋ぎぶらさがりなどを連想させるシーンなども色々詰め込まれており、往年のファンにはニヤリとする場面も多い。ジャッキーなりのファンサービスを有り難く思うか、古さを感じるかが評価の分かれ目か。

6)激闘!ソファーバトル~怒涛の肉弾アクション

ここからはお待ちかね怒涛のアクションがこれでもかと展開。昔ながらのファンにはこのパートが一番好きな人も多いはず。『ゴージャス』の雰囲気漂うハゲタカとのソファーバトル。『ドラゴン・ロード』に始まり『サイクロンZ』で頂点を極めた立体アクション。『ヤング・マスター』で垣間見せたグラップリング要素は、『ラッシュ・アワー3』を思い出す飛びつき腕十字として昇華。さらには『ポリス・ストーリー3』のミシェル・ヨーを彷彿とさせるレディ・ファイトに加え、本作2度目のガムキャッチにフレーム、写真、うっかりぶつけた系まで、成龍アクションの集大成がここに。

7)衝撃!空中戦闘 死のダイブ

怒涛の工場バトルを終え、息つく間もなくラストの衝撃へ。『サンダー・アーム』のダイブ、『プロジェクト・イーグル』の扇風機アクションを大幅に進化させた空中バトルが展開。さらにそのあとの目を疑うようなシーンは、こちらもシリーズ前2作での恒例アクションを、『アクシデンタル・スパイ』、『WHO AM I?』などを経て究極進化。でも、今回はぬいぐるみは無し!そしてまるで『ヤング・マスター』のような姿に。さらには驚きのサプライズ出演を畳み掛け、おなじみのNG集にジャッキーの肉声メッセージと、とにかく感無量。



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