阿羅漢／南北少林（1985）

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ジェット・リー3作目の主演映画。監督は劉家良(ラウ・カーリョン)へと変わったものの出演者は『少林寺』、『少林寺2』と同じメンバーが多く揃っている。

劉家良という大物監督の起用、前作の4倍にもなる巨額な製作費をかけて創られたものの、製作は難航し公開まで2年が経過。
そのころ香港では既に功夫ブームは終焉に近づき、「香港ノワール」という流れが出来つつあった。
そのため、本作は興行成績において前作を超えることは出来ず、香港では6位、中国では2位に終わる。

この作品に劉家良とともに多くの香港人スタッフが参加したことで、大陸人と香港人の扱いの違いなど世の中の不条理に気が付いたジェットは、自ら監督を務める次回作にその想いをぶつけることになる。

『阿羅漢』の動画集

動画について

本編動画（英語字幕）

本編　PART1（英語字幕）
再生時間　15:00
本編　PART2（英語字幕）
再生時間　15:00
本編　PART3（英語字幕）
再生時間　15:00
本編　PART4（英語字幕）
再生時間　15:00
本編　PART5（英語字幕）
再生時間　15:00
本編　PART6（英語字幕）
再生時間　15:00

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『阿羅漢』の作品詳細

基本情報／スタッフ＆キャストなど

基本情報について

製作年	1984～1985年
公開情報	香港：1986-02-01 日本：1986-03-21
時間	89分
興行成績	香港：HK$ 18,106,589（約5.5億円）　年間ランキング6位中国：8,000万元（約34億円）　年間ランキング2位
製作費	1,000万元（約6.3億円）
製作会社	珠江影業：出品邵氏兄弟有限公司（ショウブラザーズ）：出品銀都機構有限公司：出品
製作	傅奇（フー・チ）
監督	劉家良（ラウ・カーリョン）
脚本	施揚平（スー・ヤンピン）
武術指導	劉家班
出演者	李連杰（ジェット・リー）胡堅強（フー・チェンチアン）黃秋燕（ホァン・チューイェン）于承惠（ユー・チェンウェイ）于海（ユエ・ハイ）孫建魁（チャン・チェン・フー）劉懷良計春華（チー・チェンホア）麥偉章／閻滌華／張建民／曹增銀王光權／胡美傑／蔣燕麟／王春元張劍文／王書丹／馬忱／高標

PICK UP アーティスト

李連杰（ジェット・リー）
胡堅強（フー・チェンチアン）
黃秋燕（ホァン・チューイェン）
于承惠（ユー・チェンウェイ）
于海（ユエ・ハイ）
計春華（チー・チェンホア）
孫建魁（チャン・チェン・フー）

興行成績ランキング

1986年の香港興行収入ランキングです。（外国語映画を含む総合ランキング）

『阿羅漢』の興行収入ランキング

各国タイトルリスト

各国タイトルリストについて

漢題	南北少林
邦題	阿羅漢
韓題	少林寺3
英題	Martial Arts of Shaolin
	Shaolin Temple 3: Martial Arts of Shaolin
	Arahan
	North and South of Shaolin North and South Shaolin
西題	Las artes marciales de Shaolin
仏題	Les arts martiaux de Shaolin
独題	Macht der Shaolin

あらすじ

武道伝来のその日から幾多の試練、曲折を経て厳しく鍛えあげられた北拳、それは荒らぶる大自然を師と仰ぐ驚異の武術だった。

その北拳士たちの中にあって、ひと際切れ味鋭いのは智北(李連杰/リー・リンチェイ)で、清王朝の陰の実力者・赫索(干承恵/ユエ・チェン・ウェイ)の武道弾圧政策によって南北二派に引き裂かれた少林寺総本山の怨みをはらすために日々練磨に明けくれていた。

ある日、智北の師・慧能大師は、引き裂かれたもう一方の南拳と力を合わせなければ清王朝を倒すことはできないと言い智北を南へと旅立たせた。

鷹爪拳、槍術との死闘をくり返して智北が南へと向かっている頃、揚子江・南少林寺からも北拳と連絡をとるために送り出された者たちがいた。

赫索に両親を殺され復讐に燃える司馬燕(黄秋燕/ファン・チュウ・イェン)と、彼女を助けるために後を追う南拳最強の男、智南である。

ある日、北京の紫禁城では赫索の誕生を祝う宴が盛大に催されていた。

智北、智南、司馬燕はその会場に忍び込んだが、巧妙な防御体制により暗殺は失敗、辛くも脱出する。

追手と戦いながらの逃亡生活の中で、友情と恋が芽ばえるが、赫索の手に司馬燕は捕らえられてしまう。

智南と智北は赫索の大軍勢に立ち向うが多勢に無勢で次第に追いつめられてしまう。

その時、南と北の少林寺の拳士たちが2人を助けにかけつけた。

南北が一体となり、ついに司馬燕は赫索の首を斬り落とした。

やがて智北は司馬燕を智南に託し、修業の旅へと去っていった。

小ネタ

この作品の製作時の状況などは、ジェット・リー物語【第6章】ブームの終焉　-1984～1986-
をご覧ください。

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評価一覧・レビュー

評価一覧・レビューについて

大手レビューサイトでどのような評価付けをされているかの一覧です。

サイト名	言語	評価イメージ	評価点数	／最大点数
amazon.co.jp	日本語	評価10	4.9／	5
Yahoo!映画	日本語	評価8	4.17／	5
allcinema	日本語	評価9	9／	10
みんなのシネマレビュー	日本語	評価7	6.6／	10
ぴあ映画生活	日本語	評価7	67／	100
IMDB	英語	評価7	6.5／	10
amazon.com	英語	評価5	2.7／	5
豆瓣电影	中国語	評価7	6.9／	10

『阿羅漢』の評価グラフ

PICK UP レビュー

良い評価キレキレアクションは眼がくらむ（amazon.co.jp）

立て続けに少林寺からSPRITまで見ているのだが、阿羅漢は最高にアクションがキレキレ！正直、初見では眼が追いきれなくて武術の達人の動体視力はどんだけやねん・・・続きを読む

良い評価現在ハリウッドスタージェット・リーの名作（Yahoo!映画）

初から最後まで飛ばしている作品です。私は”バカだな～”と思われるかも知れませんが最低でも２０回は・・・続きを読む

『阿羅漢』の画像ギャラリー

自作オリジナルバナー

『阿羅漢』の自作オリジナルバナー

ポスター・DVDジャケット画像集

各国のポスターやチラシ・パンフレット・DVDジャケットなどの画像集です。

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その他の画像・資料

その他の画像や資料などです。

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『阿羅漢』の商品情報

商品情報について

パンフレット

発行元	東和プロモーション
当時の価格	400円
ページ数	26ページ
おもな内容	解説（P3-4) 物語（P5-6）李連杰は中国武術界のニューウェイブ。（P7-8）：スポーツサイエンス・ライター　竹内海四郎キャスト紹介～北拳と南拳（P11-12) 「阿羅漢」誕生までのエピソード（P15-18) 「阿羅漢」の魅力（P19-20）：映画評論家　秋本鉄次劉監督も武術家です（P23）
備考	2006年、キングレコードより発売のDVDに縮小サイズの復刻版が付属。