4.ザ・フォリナー(仮)
ジャッキー新作特集第4作目は『ザ・フォリナー(仮)/The Foreigner』。
“5代目ジェームズ・ボンド”のピアース・ブロスナン共演のハリウッド映画です。
すでに1年以上前に撮影は終了しており、本年秋に米中での公開が決まっています。
まだまだその全貌は明らかになってはいませんが、個人的に大注目の期待作。
おそらくはカンフー・アクションを封印し、銃撃戦がメインではと思われますが、
一つの作品として高い完成度を誇るのではないかと期待しています。
下の動画の冒頭に、ほんの少しではありますが本作の映像(『普通人』)が出てきます。
いや~、ほんとに一瞬ですがシリアスな感じが私の好みです!本気で楽しみ。
まずは基本情報をおさらい。ただ、まだ公開前ということで確証はありませんのでご了承を。
タイトル | 『ザ・フォリナー(仮)』(邦題) 『The Foreigner』(英題) 『英伦对决』『英倫對決』(漢題)『普通人』(旧・漢題) |
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製作国 | イギリス・中国合作? |
撮影時期 | 2015年11月~2016年02月? |
公開 | 2017年09月30日(中国) 2017年10月13日(アメリカ) 未定(日本) |
スタッフ | 監督:Martin Campbell(マーティン・キャンベル) 原作:小説『ザ・チャイナマン』(1992)Stephen Leather(ステファン・リーザー)作 |
出演 | 成龍(ジャッキー・チェン) Pierce Brosnan(ピアース・ブロスナン) Charlie Murphy(チャーリー・マーフィー) Katie Liu Leung(ケイティ・リューング) 劉涛(リウ・タオ) Manolo Cardona(マノロ・カルドナ) Rory Fleck Byrne(ロリー・フレック・バーンズ) Simon Kunz(サイモン・クンツ) Pippa Bennett-Warner(ピッパ・ベネット・ワーナー) Dermot Crowley(ダーモット・クロウリー) Roberta Taylor(ロバータ・テイラー) Glenn Webster(グレン・ウェブスター) Shina Shihoko Nagai(椎名志保子永井) Stephen Hogan(ステファン・ホーガン) Lee Nicholas Harris(リー・ニコラス・ハリス) Jorge Leon Martinez(ホルヘ・レオン・マルティネス) David Annen(デイビット・アンネン) Bern Collaco(バーン・コラコ) Ryan Early(ライアン・アーリー) |
ストーリー | ロンドンの中華街でレストランを営む退役軍人(演:ジャッキー・チェン)が、娘を殺害したテロリストを追うため、再び銃を握る。 |
ブロスナンとのW主演やシリアスな作風がうまく表れている画像ですね↓。
まだ本国でのプロモーション前ということで、ネット上でも画像は少ないです。
ちゃんとした正面の画像はありませんが、下は映画祭か何かで展示されていたもののよう。
おぉ、雰囲気ありますねぇ~。
タイトル下の「NEVER PUSH A GOOD MAN TOO FAR」が非常に気になります!
本作は英作家ステファン・リーザーによる1992年発表の小説「ザ・チャイナマン」の映像化。
製作はアメリカだとかイギリスだとか中国との合作だとか、いろんな情報が錯綜中。
いずれにしても、スタッフやキャストを見る限り、中国色は薄く、イギリス主導かと。
今回の新作群のなかでは、演技派としての実力がもっとも発揮されていることでしょう。
画質は良くありませんが、本作のスクリーンショットと思われるものをいくつかご紹介↓。
アメリカでの拡大公開作品ではなかなか見られないジャッキーの表情だと思うので、
本作が欧米でどんな評価を受けるのか、楽しみです。
共演陣にはイギリス系の俳優さんたちがズラリ。
ピアース・ブロスナンはこれまでジャッキーが本格共演してきたハリウッド俳優ではトップクラス。
日本での知名度も高いと思うのですが、どうでしょうか。
とはいえ、興行的にもジャッキーのほうがハリウッドで格上なんですから、ジャッキー、すごいですね。
女優さんではまず下の画像左の劉涛(リウ・タオ)。
’78年生まれの中国の女優さんで、主にテレビドラマで活躍中のご様子。
お綺麗な方ですね。劇中ではジャッキーとどんな関係なのか気になります。
上の画像右はチャーリー・マーフィー。同名のエディ・マーフィーのお兄さんが有名ですが、
こちらは英国圏で活躍中の女優さんで、以前Netflixで観た英国のドラマシリーズ
『ラスト・キングダム』に出演していて、きれいな女優さんだなぁ、と思った記憶があります。
こちらも劇中でのジャッキーとの関係が気になるところ。
さらに注目のキャスティングは、下の画像のケイティ・リューング。
そうです。ハリー・ポッターシリーズのチョウ・チャン役でおなじみの女優さんです。
’87年生まれの中国(香港)系イギリス人で、ハリー・ポッターの頃(上画像左)に比べ、
グッと大人っぽく、美しくなってますね。驚きです!
あと注目は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(’16)への出演で、
日本人として初めてスター・ウォーズ・シリーズに出演を果たしたという“椎名志保子永井”さん。
(こちらに紹介がありました⇒ローグワンの椎名志保子永井とは?遂に日本人がキャストされていた!)
Shina Shihoko Nagai – IMDbを見ると、ここ数年でかなりの作品にご出演されてるようです。
役の大小に関わらず、日本人が海外で活躍するのはやはりうれしいですね。
まだまだ情報は少ないですが、今後各国でのプロモーションが活発化することでしょう。
日本公開は早くて来年でしょうか。ハリウッド系ということで、中国系作品よりは早い気がします。
なんとか間を空けず『カンフー・ヨガ(仮)』と連動して盛り上げて欲しいですね!
最後に本作の関連リンクを貼っておきます。
『ザ・フォーリナー 復讐者』は結局地元では上映されず、レンタル開始されたBlu-rayでようやく観ることができました。んー、あんまり面白くなかった。ま、なんとなくそんな予感はしてたんだよな。
まず第1に、ジャッキーは実質的に主役ではありません。最初こそ主役っぽく登場しますが、ピアーズ・ブロスナン演じる副首相と接触するあたりからお話がブロスナン中心に展開するようになっていき、ジャッキーは脇役みたくなって実質的にブロスナンが主役みたいになってしまいます。観終わってから原作を読んだ人の感想を探すとどうやら原作からしてそうらしく、『チャイナマン』というタイトルなのにIRA内部の話が中心でチャイナマンは脇役みたいだとか、映画は大枠で原作に忠実だと書かれてました。
第2に、原作が書かれた1992年と映画が製作された2017年とでは、25年も経って時代も状況もかなり異なるため、作品と現実のズレが起こっており、ところどころ不自然な話になっています。
第3に、いくら娘を殺された復讐のためとはいえ主人公が偏執狂的過ぎて行動原理が理解不能。やってることはほとんどテロリストといっしょだし、途中からはなんだか主人公が横から邪魔するおかげで副首相によるテロリストの始末がスムーズに進まないようにさえ見えてきちゃいます。そもそもこの主人公は終始無表情で何を考えてるのかわからず非常に不気味。娘を殺された絶望感を表現するためにそういう芝居になったらしいんですが、むしろアジア人というのはいつも無表情で何考えてるかわからんという欧米人のステレオタイプな人種偏見が表れてるように感じられました(原作のタイトルである「チャイナマン」という言葉も現在では人種蔑視・民族蔑視のニュアンスを含んだ侮蔑的表現とされることが多い)。
全体的にアクション映画というよりポリティカル・サスペンスに近く、その割には娯楽アクション要素もあってなんだか中途半端な作品。残念ながらいまいちでした。
こんにちは。
小田原コロナワールドで初日お昼の回を鑑賞。
お客さんもほぼ満席でした。
全体の印象としてアウトレイジ感があって面白かったです。
ただそこに今一つ入り込めていないジャッキーがいて(笑)、
二つのシークエンスがうまく絡み合っていない印象があり
ました。
兎にも角にも新しいジャッキー映画を映画館で鑑賞できた
喜びにしばらく浸りたいと思います。
ようやく来年のゴールデンウィーク公開と決まりましたね。
邦題はまだ未決定ですが。
邦題がようやく決まりましたね。
『ザ・フォーリナー 復讐者』という邦題です。
またも地元で公開されていません。公開予定も出ていませんが、また遅れ公開になるかもと思うと隣県まで観に行く気力が起きない今日この頃。
ついに11月にブルーレイ&DVD発売という情報が出ましたが、地元では未だ公開情報がなく、どうやら『THE MYTH 神話』以来の地元未公開となりそうです。『REBORN』をわざわざ隣県に観に行ったら地元でも1か月遅れて公開されたんで、今回は隣県遠征はしなかったんですが(お金もかかるし、つまらなかったら大損なので)……。久々のレンタルDVD視聴となりそうです。
隣県遠征はさすがに辛いですね。。。
寂しい時代になりました。
kungfutubeさんお久しぶりです! ザ・フォーリナーの
海外版鑑賞しましたので、カキコさせて頂きます。
全編ピリピリギスギスした殺伐とした、今までのジャッキー作品では
考えられない異色の作品でした。
現在公開中の、ハリウッド作品スリービルボードと、世界観が近いのかなと思いましたね。
ただ物語がかなり複雑な上に、日本語字幕が無いと100%理解するのはキツいですね。笑
もう香港や中国で公開されて、かなり日が経ちますが、
日本での公開情報が全く無いですね..。
日本未公開の可能性もあるんでしょうか?
カンフーヨガも興行成績が振るわなかったと聞いたので、
どの配給会社も値段が高い、ジャッキー映画を避けている、
と危惧してるんですがどうなんでしょうか??
小規模な公開規模だとペイ出来ないでしょうし。
もし日本の配給会社が完全にソッポ向いてるなら、
Netflix独占配信でもいいから早く見せてくれ!
と悶々としてる毎日です。泣
ブリーディングスティールも、先行きが見えないので、
香港版Blu-rayが出たら即購入予定です。笑
コメントありがとうございます!
今一番観たいジャッキー作品なんですが、なかなか日本公開が決まりませんね~。
ジャッキーだからと言って、日本公開が安心できないのは事実ですが、
まだ未公開になるレベルではないと思われます。(ジャッキーでダメならたぶん中華系は全滅するはず)
『ブリーディングスティール』はすでに日本公開が決まったようなので、
もう少し待てばおそらく本作も公開されると思いますよ~☆
『カンフーヨガ』系のいわゆる“ジャッキー映画”はたくさん旧名作があるので、
個人的には本作のような路線に力を入れてもらえると嬉しいのですけどね。
ご無沙汰しております。
個人的には、レイロールド、スキップ、ヨガ、ともに乗れませんでした。
なので本当にザ・フォリナーが待ち遠しです。ドラゴンブレイドのような
感動を期待しています。
こんにちは。
『ザ・フォリナー』楽しみですね。
私もかなり期待してます!
お久しぶりです。1年間お世話になりました。
カンフーヨガ本当に最高でした。そして気になるのが、
ザフォーリナーとブリーディングスティールですね!
ジャッキー本ケトルでは、フォーリナーは来年公開予定と
なっていましたが、現段階で公開は決まってるんでしょうか?
ジャッキーファンの間でも、前評判高いので気になるところです。
ブリーディングスティールも、色々言われてますが、
やっぱりジャッキー映画は劇場で観たい!
2018年もkungfutubeさんのご活躍をお祈りしております。
よいお年を!
お久しぶりです。
こちらこそ、サイト上では思うような活動ができていない中、ご愛顧いただきありがとうございます。
『カンフーヨガ』は作品的にはやはりNG集は欲しかったですね。
以前とは違って今は公開前にネットで手軽に観ることが出来るとは言え、
コメディチックな作品では伝統として残して欲しいものです。
さて今後の作品の日本公開ですが『ザ・フォーリナー』は来春頃と期待しています。
あまり時間を置くと、せっかくの『カンフーヨガ』の勢いがなくなっちゃいますよね。
『ブリーディング・スティール』はまだ先だと思いますが、こちらも楽しみな作品です。
最近の個人的な傾向としては、あまり大作じゃない方が楽しめるもので(笑
正直、思うような活動が出来ていない状態が続いていますが、
2018年こそはなんとか少しづつでも活動をしていきたいと思っています。
今後もよろしくお願いいたします!
良いお年を☆