1.レイルロード・タイガー
第1弾は、2017年06月16日に日本劇場公開を控える『レイルロード・タイガー』。
監督は’10年代のジャッキー中国作品の定番監督である丁晟(ディン・シェン)。
『ラスト・ソルジャー』(’10)『ポリス・ストーリー/レジェンド』(’13)に続く3作目のタッグとなります。
まずは、日本公開版の予告編から観てみましょう!
日本では”ジャッキーによる抗日映画”と幾度か報じられたこともある本作ですが、
やはり実際はコメディ色が強いみたいでひと安心です。
まぁ対日情勢がアレですから過敏になるのも仕方ないのでしょうが、
そんなこと言ってたら『ドラゴン怒りの鉄拳』や『イップ・マン 序章』ですら観れないですものね。
というわけでお次は本作の基本的な情報はこちら。
タイトル | 『レイルロード・タイガー』(邦題) 『铁道飞虎』『鐵道飛虎』(漢題) 『Railroad Tigers』(英題) |
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製作国 | 中国 |
撮影時期 | 2015年10月16日~2015年12月28日 |
公開 | 2016年12月23日(中国) 2017年01月06日(アメリカ-限定公開) 2017年06月16日(日本) |
スタッフ | 監督:丁晟(ディン・シェン) 製作:成龍(ジャッキー・チェン)、他 脚本:丁晟(ディン・シェン)、他 アクション指導:何鈞(ホー・ジュン)※成家班 |
出演 | 成龍(ジャッキー・チェン) 黃子韬/Z.TAO(ホアン・ズータオ/タオ) 王凱(ワン・カイ) 池内博之 王大陸(ダレン・ワン/ワン・ダールー) 桑平(サン・ピン) 房祖名(ジェイシー・チャン) 吳永倫(アラン・ン) 徐帆(シュイ・ファン) 矢野浩二 柳海龍(リュウ・ハイロン) 張藍心(ジャン・ランシン) 張藝上(チャン・イーシャン) 丁晟(ディン・シェン) 劉德華(アンディ・ラウ)※特別出演 |
ストーリー | アジアを代表するアクション俳優ジャッキー・チェンが、「ポリス・ストーリー レジェンド」のディン・シェン監督と再タッグを組んだアクションコメディ。第2次世界大戦下の中国。鉄道による日本軍への物資支援を阻止するべく、一般市民によるゲリラ隊「レイルロード・タイガース」が結成された。リーダーのマー・ユェンは、仲間たちと共に列車の爆破計画に乗り出すが……。爆破計画を妨害する日本人指揮官役に「イップ・マン 序章」でも海外映画に出演経験のある池内博之が抜擢され、ジャッキーと1対1のアクションシーンを繰り広げる。レイルロード・ダイガースのメンバー役に、人気K-POPグループ「EXO」の元メンバーであるホアン・ズータオ。(レイルロード・タイガー : 作品情報 – 映画.comより) |
本国&国際版のおもなポスター&チラシがこちら。
個人的には右のデザインが好みですが、左・中央のように華やかな色合いがコメディ色を物語っていますね。
日本では第1弾のチラシが登場しています。なるほど、それ推しね。という感じです。
内容が内容だけに、どうしても絵面が地味というか中国的なので難しいところでしょうね。
公開まで1か月半となりましたが、まだ公式サイトも本始動してないようで、今後の展開に期待です。
本作はこれまで何度も映画およびドラマ化されてきた「鉄道遊撃隊」のリメイクとのこと。
「鉄道遊撃隊」は40年代、日本軍を襲撃するために鉄道労働者が組織したゲリラ隊。
日本版ではその隊名が「レイルロード・タイガース」ジャッキー演じるのはその隊長役のようです。
撮影は2015年の冬、主に中国の東北地方で行われマイナス20度という極寒の中で進められたとか。
今回の新作群は寒いところでの撮影が多いみたいですね。
そんな本作のスチルをいくつかご紹介します。
隊のメンバーはおそらく注目の若手俳優が起用されていると思うのですが、私は残念ながら知らない面子ばかり。
Z.TAOは人気K-POPグループ「EXO」の元メンバーとのことですが、それすらも…。
ジャッキーの出番が多ければ、それで良いのですよ。私は(笑)。
とはいえ、個人的に注目のキャストももちろんいます。
まずは、日本人俳優の池内博之(スチル左下)。
『イップ・マン 序章』(’08)をはじめ、日中両国で活躍中ですね。
やはりジャッキー映画に知っている日本人俳優さんが出てると嬉しいものです。
あと忘れちゃいけないのがジャッキーの愛弟子・女ドラゴン張藍心(ジャン・ランシン)。
『ライジング・ドラゴン』(’12)をはじめ、近年のジャッキー作品では常連組です。
スチル右下をご覧の通り、今回は日本人役で出演みたい。
いつもの長脚を活かしたアクションとはまた違う殺陣が観れそうで楽しみです♪
ちなみに彼女の身長は175cm、股下が113cmの完璧な9頭身美女だとか…。
どうもピンと来ないので、定規で床から113cmを測ってみると….
いや、おかしいでしょ。私が172cmぐらいなんですが、113cmって鳩尾の辺りだよ。
そんな人間いるのか~!!? 世界って広いね。人間ってすごいね。
脱線しましたが、みなさんもぜひ試しにご自分と比較してみてはいかがでしょうか(笑)
この女優さんです↓一応。
もう一人のジャッキー・ガールズが張藝上(チャン・イーシャン)。
撮影当時まだ19歳で、本作がデビュー作となるようです。
アクションの有無などは不明ですが、ナチュラルでとってもとっても可愛らしいです!
そして何といってもジャッキーの愛息・房祖名(ジェイシー・チャン)。
復帰作となる本作は、ジャッキーと絡みのある初の本格的な共演を果たしているそうです。
さらに、劉德華(アンディ・ラウ)がカメオ出演、
監督の丁晟もいつものようにサプライズ(?)出演しているようなので要チェックです!
そうそう、本作の予約特典は「激レア!登場人物たちの歌唱リレー動画付き予告編DVD」。
私はまだ未購入ですが、DVDや冊子系の特典は非常に嬉しいです☆
ただ劇場購入特典というのが…、ムビチケのネット購入じゃダメなのね。う~ん。
劇場購入特典となっていますが、下記サイトではネット上で購入&特典GETできるようです!
『レイルロード・タイガー【ムビチケカード】』|映画前売券のことならメイジャー
さあ、日本公開まで約1か月半、楽しみですね!
日本公開まで待ちきれない方は、下の海外盤(左:香港盤Blu-ray、右:US盤Blu-ray)をGETしましょう。
最後に本作の関連リンクを貼っておきます。
DVD化されたんで、字幕で観直しました。
劇場で吹き替えで観たときの感想が上記の通りいまいちだったんで、あまり期待してなかったんですが、字幕で観直したらこれが思いのほか面白かったです。吹き替え版よりも数割増しといった印象で、「なんだよ、この映画結構面白いじゃん」と思っちゃいました。やっぱり外国映画は字幕だよなあ。そういえば『ベスト・キッド』の時もそうでした。
実は『カンフー・ヨガ』も地元では吹き替え版のみの上映で、字幕版を観ようとすると他県まで観に行かなきゃならないんですよね。わざわざ他県まで観に行くか、吹き替え版で我慢するか、DVD化されるまで待つか、非常に迷ってます。
そうですね。
私も字幕版鑑賞に賛成です。
もちろん吹替版も両方鑑賞することにはなるのですが、
劇場で初見時は断然字幕版を選択しています。
ただ、仰る通り最近は吹替版しか上映しないケースも増えてきていますよね~。
もう1ヶ月以上前になりますが、『レイルロード・タイガー』を観てきました。地元じゃ吹替版しか公開されなかったんで仕方なく吹替版で。
ディン・シェン監督は『ラスト・ソルジャー』『ポリス・ストーリー レジェンド』がいずれも面白かったんで期待してたんですが、今回はお話のテンポが悪くアクションとしてもコメディとしても中途半端な出来で、残念ながら期待外れでした。アクションはやや単調だし、ギャグもことごとく滑ってましたね。
『スキップ・トレース』に期待しておきますが、でもレニー・ハーリン監督って僕の印象では「まあまあ面白いけどちょっと大味な監督」なんだよなあ。
ディン・シェン監督作は日本ではDVDスルーだった『誘拐捜査』も観たんですが、こちらは文句なしの快作! 作風としては『ポリス・ストーリー レジェンド』からジャッキー・アクションを抜いたような社会派サスペンスで、とても面白かったですね。
そうですね。私も前2作との違いに驚きました。笑いに関しても身内ネタというか国内向けでしたね。
そもそもが国内で十分な興行収入が見込めるので、海外市場は意識していないんでしょうね。
『スキップ・トレース』は試写で観ましたが面白かったですよ。確かに大味でしたが(笑)